米国での5G普及がさらに。米FCCがグーグルやソニーらに3.5GHz帯を(ついに)認可

4Gにも5Gにも使える周波数帯です

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
塚本直樹(Naoki Tsukamoto), @tsukamoto_naoki
2020年01月30日, 午後 08:00 in 5g
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FCC Google Sony 3.5GHz
アメリカ連邦通信委員会(FCC)は米グーグルとソニーらに対する電波割り当てとして、3.5GHz帯の商用目的での使用許可を与えました。

3.5GHzはすでに4G通信でも使用されている帯域ですが、一方で次世代の5G通信でも利用可能です。なお、これは5G通信においては帯域としては低いものの到達距離では有利な「サブ6GHz帯」に該当します。5Gはより高周波な「ミリ波」帯を使う機器もあり、そちらではより高速な通信が可能です。今回認可されたのは、グーグルとソニー、そしてCommScope and Federated Wireless、Spectrum Access Systemの4社です。FCCのAjit Pai(アジット・パイ)委員長は、「FCCは、5Gのような高度な通信サービスのために中間帯域を開放することを優先している」と述べています。


もともとアメリカでの3.5GHz帯は、アメリカ海軍のレーダーシステムが利用してきましたが、2015年に解放を決定していました。海軍はこの周波数帯域のすべてを常に利用していたわけではなかったものの、2015年の解放決定から今回の発表までは、かなりの時間が掛かった格好となります。

一方他の国における3.5GHz帯での5G利用は、韓国や中国、ヨーロッパにおいて既に始まっています。また、日本では3.7GHz帯がNTTドコモやKDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの5G向けに割り当てられました。将来的に我々の日常生活を大きく変えるかもしれない5Gの利用環境の整備は、見えないところで着実に進んでいます。

 
 

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