GMC

米ゼネラル・モーターズ(GM)が、かつて軍用車をベースに市販車化したSUV、ハマーをEV化し、ピックアップトラックとして2021年秋に復活させると発表しました。ピックアップトラックとはいえ0-60mph加速は3秒以下、出力1000hp(約746kW、約1014ps)、最大トルク11500lbf-ft(約15600N-m、約1590kgf-m)というスーパーカーを凌ぐほどの性能を誇るバケモノです。GMのトラック/SUVブランドGMCから発売されるEV版ハマーは、テスラのCybertruck、RivianのR1T、フォードFシリーズの電化版などに競合する車種になるはず。ティーザー画像は、往年のハマーが持っていた特徴的なフロントグリルのデザインがしっかり残される一方、横一直線に光るラインには未来的なイメージも放っています。そして、その全体像は5月20日に公開される予定です。

軍用車をベースとした大排気量ディーゼルエンジン搭載の公道バージョンとして開発されたハマーH1は、湾岸戦争が終結した時期ということもあって人気を博しました。その後発売されたH2、H3といったシボレー製ピックアップトラックベースの小型バージョンもやはり一定の人気を得ましたが、環境保護気運が高まるとともにシリーズは低迷し、2010年で生産は終了しています。

しかし、ここ最近はテスラやRivianなどのように排気ガスを出さない電動ピックアップトラック/スポーツユーティリティトラック(SUT)が注目を集めています。GMCのVPダンカン・アルドレッド氏は「私たちは、最も注目される(スーパーボウルの)テレビCMで革新的なゼロエミッショントラックをデビューさせられることをうれしく思います」と述べました。スーパーボウルで流れるハマーのCMでは、ロサンゼルス・レイカーズのスター、レブロン・ジェームズが出演すると伝えられています。