このメニューは、Beyond Meat社が製造する植物由来の人工肉を使った商品。ナゲットと骨なしチキンの2種類があり、食感は本物のチキンとほとんど変わらず、チキンを手で裂いたときの繊維まで細かく再現されています。フレーバーはいわゆるケンタッキーオリジナルの他に、BBQ風味やコショウが効いたものなど、複数バリエーションを提供するとのこと。
Colonel Sanders is back at it! Together with the @KFC team, we developed a plant-based chicken that looks, tastes & pulls apart like a chicken breast. Beyond Fried Chicken will be available starting Monday (2.3) in select restaurants in Charlotte, Nashville & surrounding areas. pic.twitter.com/P88ywuhDzG
— Beyond Meat (@BeyondMeat) January 29, 2020
同メニューのテスト販売は今回で2回目。最初の販売テストはジョージア州アトランタの一部店舗で2019年8月27日に行われましたが、その際は5時間で売り切れるほどの人気でした。この結果を受け、ケンタッキーはテスト範囲を拡大することになり、ナッシュビルとシャーロットが選ばれたとのこと。
今回のテストはナッシュビルとシャーロットにあるおよそ100店舗で行われ、期間は2020年2月3日~23日までとなっています。
ヴィーガンやベジタリアンに配慮した料理の提供は、もはや飲食店では必須といえる状況です。大手ファストフードチェーンでは、バーガーキングが植物由来の代用牛肉を使ったハンバーガーを提供していますが、今回のテストが好評であれば、「代用肉のフライドチキン」が正式販売となる可能性があります。
もしかすると、日本でも提供されるようになるかもしれませんね。