Appleが、米国内でのマップアプリのデータ再構築を完了し、米国の全ユーザーが利用できるようになったと発表しました。
AppleはiOS 13のリリースにあわせ、マップのアップデートを発表していました。全米中をカメラを搭載した車で走り回ったほか、飛行機からの空撮も利用し、詳細なデータを収集。道路や建物、公園、空港などがより詳細に表示されるようになっています。2019年中に全米のデータを公開するとしていましたが、やや遅れての完了となりました。
なお、Googleのストリートビューのようなルックアラウンドは、まだ一部都市での利用に限定されており、対応エリアは拡大していないようです。
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Appleによると、このマップの再構築は、今後数か月で欧州全体に展開されるとのこと。また今年後半には世界中で公開するとしています。
iOS 13のリリース前には、オリンピックに合わせ、米国の次は日本でのアップデートを予定しているとの話もありましたが、いまのところ日本でのリリースについては触れられていません。
Appleは、純正の忘れ物防止タグ(AirTag)を計画していると伝えられており、詳細になったマップデータは、Find Myでも行かされるはず。建物内のデータも詳ししくなっているようなので、ショッピングモールなどで物を無くした時には、見つけやすくなるかもしれません。