スマホやノートPCのセカンドディスプレイになる「マウス」、果たして製品化されるのか?

アイディアはいいが用途が難しそう

山根博士 (Yasuhiro Yamane)
山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2020年02月2日, 午前 08:00 in Gadgets
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BT5

PCの周辺機器として誰もが使っているマウス。そのマウスに複合機能を持たせた製品をBT5 Technologiesが開発中です。その製品とは「脱着式ディスプレイ内蔵マウス」。なんとマウスに小型のディスプレイを装着させ、必要な時はそれをはずしてノートPCやスマートフォンのセカンドディスプレイとして使えるというアイディアです。
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BT5 Technologiesの「My Flex Mouse」はまだ実際に動作するところまで開発が進んではおらず、3Dプリンターで成形されただけの「コンセプトを形にした」状態でCES 2020のスタートアップエリアに出展されていました。ディスプレイサイズや解像度など詳細スペックもまだ決まっていないとのことです。

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やや大振りなマウス本体の裏側には、ディスプレイ(写真ではまだ本物のディスプレイではなく、黄色いパーツで代用)がはめ込まれています。セカンドディスプレイとして使いたいときは、まずこのディスプレイをはずします。

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このディスプレイがそのままPCに接続出来たら便利なのですが、使うときはクレードル型のスタンドにはめ込みます(写真でグラフが見えている部分が、マウスからはずしたディスプレイを装着した状態のイメージ)。このクレードルはノートPCのHDMI端子にUSB Type-Cで接続します。おそらくスマートフォンからも同様にType-Cケーブルで接続して使うことができるでしょう。

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マウスのほうは無線でノートPC・スマートフォンと接続します。つまり有線接続が必要なのはクレードルだけとなるわけです。

使い道としてはノートPCのセカンドモニタとして、仕事中に別の資料を表示したり、息抜きに動画を表示したり、あるいは商談の時にこの小型ディスプレイを相手に向けて見せる、なんて用途が想定できます。たしかにノートPCに2枚目のディスプレイがあると便利でしょう。とはいえディスプレイサイズそのものが小さいために、セカンドディスプレイとして使うにはやや力不足であることは否めません。

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一方、スマートフォンに接続して2つ目のディスプレイとして使うのはサイズがほぼ同じなことから十分ありでしょう。ファーウェイのデスクトップモードのように、スマートフォンに接続したディスプレイで別の画面を表示できれば、スマートフォン本体でSNSを使いながら、My Flex MouseのディスプレイではYouTubeを見る、という使い方ができます。

とはいえ、大型のマウスとクレードルを常に持ち歩くのは現実的ではないかもしれません。デスクトップPCに常時接続して使うのであれば、むしろ普通の大型ディスプレイを接続したほうが便利です。果たしてMy Flex Mouseが本当に製品化されるのか、今後クラウドファンディングで資金調達を募るかもしれませんから動向を見守りたいところです。

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関連キーワード: CES2020, display, Gadgets, mouse, My Flex Mouse
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