サーモグラフィ搭載スマホ「CAT S61」が国内発売、DSDS対応で約12万円

まずは法人向けに販売、個人向けの販売も検討中

金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
2020年02月4日, 午後 04:15 in smartphone
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kcs  CAT S61

携帯電話など移動体通信機器の販売を行う兼松コミュニケーションズは2月3日、CATブランドのAndroidタフネススマホ「CAT S61」を発売しました。市場想定価格は11万9800円(税抜)で、同社の法人窓口にて販売を行います。

CAT S61は、建設機械などの履帯で知られる米キャタピラー社が展開するCATブランドのうち、上位機種に位置付けられるスマホ。IP68等級の防水防塵性能を備え、米国防総省の調達基準「MIL-STD-810G」に準拠し、高さ1.8mからの落下試験をクリアするなど、高い堅牢性を売りにしています。

タフネススマホとしては国内メーカーの京セラや富士通などが独自ブランドを有していますが、CAT S61では堅牢性に加えて、様々な業務に適した3つの機能を備えている点もポイントです。

1つ目としては、タフネス背面に搭載した1600万画素のカメラが、サーマルイメージングカメラとしても動作すること。暗闇の中でも-20~400度までの熱源を探知できます。

kcs  CAT S61▲サーマルイメージングカメラを備える

2つ目は、室内空気質監視機能を備えている点。一般的に溶媒、接着剤、塗料、洗浄剤などの製品に含まれる物質「揮発性有機化合物(VOC)」を検出できます。

空気質が健康に悪影響を及ぼす場合、アラームによる警告を設定できることに加え、一定期間の大気質の追跡や、部屋の温度と湿度レベルも測定できます。こちらは化学薬品を扱うような作業現場の空気質を把握するのに役立ちそうな機能です。

kcs  CAT S61
▲室内空気質監視機能を備える

そして3つ目は、レーザー支援型距離測定機能を備えている点。こちらは、CAT S61で撮影した画像から、長さ、高さ、エリアを測定できる機能で、測定後に単位をインチ、フィート、センチメートル、メートルの間で切り替え可能です。床張りや配管などの設置、あるいはタイルの張り替えなど、あらゆる用途で使えそうです。

kcs  CAT S61▲レーザー支援型距離測定機能を備える

主な仕様としては、OSはAndroid 9.0をプリインストールし、プロセッサーが「2.2GHzのQualcomm SD 630チップセット」、メモリが4GB、ストレージが64GBです。ディスプレイは5.2インチの液晶で、解像度は1080×1920ドット。濡れた指や手袋をしたままで作業できる静電容量10点タップに対応します。

ネットワークに関しては、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)、VoLTE、WiFi(802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth5.0をサポートします。

バッテリー容量は4500mAh、充電はUSB Type Cケーブルで行います。サイズは77.6x155.3x12.8mm、重さ260gです。

兼松コミュニケーションズによると、今後は個人でもECサイトを通じて購入できるように調整していると説明しています。

kcs  CAT S61▲CAT S61のスペック
 
 

 

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関連キーワード: android, cat, dsds, milspec, mobile, smartphone
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