サイクリストが絵文字でドライバーに意思表示できる「Emoji Jacket」フォードが開発

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Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年02月7日, 午後 07:00 in Transportation
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日本の公道で自転車に乗るときは、原則として車道を走ること(例外あり)と定められています。近年では自転車が走行すべき部分に青いペイントが施されている道路も増えました。しかし、高速で自動車やオートバイが行き交う車道を自転車で走行する際には、自動車と接触したり跳ねられたりしないかという不安もつきまといます。

比較的自転車用道路の整備も進んでいる欧州でもやはり危険な場所はあるようで、欧州運輸安全協議会(ETSC)によると2010~2018年のEU圏内の路上で、1万9450ものサイクリストが死亡したと報告されています。そこで、フォード・ヨーロッパはShare the Roadキャンペーンの一環として、背中に仕込まれたLEDマトリクスに絵文字を表示し、サイクリストとドライバーの意思疎通を円滑にするサイクリングジャケット"Emoji Jacket"のプロトタイプを発表しました。

フォード・ヨーロッパのリリースで、オランダ・ティルブルフ大学の助教授で絵文字の専門家でもであるNeil Cohn博士は「いまや絵文字は言葉のやりとりの基本的な部分をカバーしており、意志を素早く相手に伝えるために不可欠なものとなっています」と述べています。
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Emoji Jacketは自転車のハンドルに取り付けたリモコンでその表示内容を操作できます。たとえば左右への方向転換を示す矢印や、ハザードを意味する三角で囲った"!"マーク、いくつかの表情の絵文字を表示して、周囲に現在の状況や心境を伝えられるようになっています。

Cohn博士は「Emoji Jacketは広く一般に理解されているコミュニケーション手段を利用して、ドライバーとサイクリストの間の緊張を和らげるひとつの方法を示します」とのこと。

残念ながら、この絵文字ジャケットはまだプロトタイプであり、いますぐ製品化されることはありません。しかし、光る絵文字がドライバーにその存在を知らせつつ、意思表示も可能になるのは、特に夕方から夜間にかけて周囲が暗い時間帯には安心感があります。そして、その光によってドライバーに早くから気づいて貰えるため、実際に自転車での移動はいまよりかなり安全になりそうです。

 

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