MWC
世界的な感染拡大が懸念される新型コロナウィルスですが、2月24日からスペインのバルセロナで開催される携帯通信関連見本市MWC(Mobile World Congress)にも、大きな影響が出始めています。

LGやNVIDIA、エリクソンは、顧客と従業員の安全を優先するとの理由で、すでに今年のMWCには出展しないことを発表していますが、ここにAmazonも加わりました。


Amazonはイベント初日のカンファレンスでクラウド関連(Amazon Web Services)のプレゼンテーションを予定していましたが、これも行われないとのことです。

またSamsungは、撤退こそしないものの、幹部を含む米国と韓国本社の従業員の多くが、MWCへの参加をキャンセルしたとのこと。ただ、コロナウィルスを取り巻く環境は急速に変化しており、Samsungが再び計画を見直す可能性もあると、CNETは情報筋からの話として伝えています。

渦中の中国企業であるHUAWEI、ZTEは、ウィルス拡散の予防措置として、中国の従業員は参加させず、かわりに欧州の従業員が対応するとしています。

なお、主宰者であるGSMAは、これまで発表していたクリーニングの徹底や握手禁止のポリシーなどに加え、武漢市のある中国湖北省からのゲストや、14日以内に中国に滞在していた人の参加を禁止するなど追加の対策も発表しています。

1月上旬に開催されるCESが技術的コンセプト披露の場になっているのに対し、MWCは比較的早くリリースされる端末が発表されています。このため、重要な商談の場ともなっていますが、撤退や中国メーカーの参加縮小などにより、今年のMWCはこれまでにない雰囲気での開催となりそうです。