最大のiPhone生産拠点が操業再開、ただし従業員が10%しか復帰せず

中国のアップル直営店もほとんど閉鎖中

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年02月11日, 午前 11:30 in apple
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Foxconn
SIPA USA/PA Images

中国の武漢市を中心に発生した新型コロナウイルスの感染拡大が、iPhoneの生産にも甚大な影響をおよぼしつつあることは先日もお伝えしました

その最大のサプライヤーであるFoxconnの中国における工場再開について、2つの噂が届けられています。1つは新型コロナウイルス発生により閉鎖されていた深セン工場での生産再開が、中国当局に許可されなかったとの米Reuteurs報道です。この件について公に話すことを許可されていない人物によると「深センでの生産再開の申請は不許可となりました。別のチェックのため、ウイルス対策を改善する必要があります」とのことです。

深セン工場に関しては、まずNikkei Asian Reviewが週明けの生産再開計画を却下されたと報道。しかし深セン当局はこれらの報道を否定するとともに、まだ検査を行っており、それが完了しだい生産が再開するとの声明をWeChatを通じて発表していました。矛盾なく解釈するなら、今も検査が続いている最中ということかもしれません。

もう1つは、Foxconn最大のiPhone生産拠点である鄭州工場での生産再開が承認されたとの報道(同じくReuters)です。ただし情報筋の話では、全従業員の10%しか復帰していないとのことです。

また別の報道では「Foxconnの幹部が、江蘇省南東部の昆山を含む中国の他の地域での生産を再開するために中国当局と交渉することを懸命に試みていた」ともあり、生産力の復旧が困難を極めていることを窺わせています。

アップルのインサイダー情報に詳しいアナリストMing​​ Chi-Kuoは以前、iPhoneの出荷台数が今年第1四半期に10%も減少する可能性があると述べていました

中国はiPhoneの巨大な市場でもありますが、現地のアップル直営店もほとんどが今月15日まで閉鎖を延長するとの噂が報じられています。新型コロナウイルスの影響は同社にとって生産・販売ともに大きなダメージとなる可能性がありそうです。
 
 

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