SMSと通話履歴にアクセスするAndroidアプリが98%減少。Googleが2019年の成果を報告

効果は出ているようです

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年02月13日, 午後 06:00 in security
64シェア
Android security
Googleは、2018年にGoogle Playの開発者ポリシーを変更し、権限要求を悪用するアプリの対策として、SMSと通話履歴にアクセスできるアプリを制限してきました。この対策は功を奏したようで、2019年にSMSと通話記録にアクセスするアプリが、98%減少したことを明らかにしました。
ちなみに残りの2%は、コア機能として実際にSMSや通話履歴へのアクセスを必要とするアプリです。

また、Google Playの審査メカニズムを改良し、これらのポリシーに違反したアプリはGooglke Playで公開されないように対策しているとのこと。2019年には79万件を超えるアプリがポリシー違反ではじかれたとしています。このほか、2019年5月には子供向けアプリのポリシーも更新し、これに合わせて何万ものアプリが更新や削除を行ったと安全性をアピールします。Google Playには、マルウェアなどを検出するGoogle Play Protectも導入されていますが、こちらでは2019年の1年間にGoogle Play以外からの19億件以上のマルウェアのインストールを防いだとのことです。

とはいえ、Androidからマルウェアが完全に排除されたわけではなく、2019年にも1億回以上ダウンロードされる人気アプリからマルウェアが見つかるなど、いたちごっこは続いている状態です。2019年9月時点の調査では、サブスクリプション詐欺やトロイの木馬を含む172の有害アプリが見つかっており、合計3億3000万回以上インストールされていると報告されていました。

このためGoogleは、有害アプリのチェックを効率化すべく、外部のセキュリティ会社と提携。App Defense Allianceを立ち上げるなど、対策を強化しています。


有害アプリ対策に終わりはないのかもしれませんが、すでにスマートフォンが生活になくてはならないものになっている以上、こうした取り組みにより、少しでも安全な環境となるよう期待したいところです。

TechCrunch 注目記事「新型コロナの影響で自宅待機中のTechCrunchスタッフを熱中させているもの

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

TechCrunch Japanへの広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com まで。媒体概要はメディアガイドをご覧ください。

関連キーワード: android, gear, google, google play, google play store, internet, mobile, play store, security
64シェア