PS5の製造コストは約450ドル?新型PSVRも準備中か(Bloomberg報道)

ソニーとMSのガマン比べに

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年02月15日, 午後 01:40 in game
93シェア
PSVR
Sony

ソニーの次世代ゲーム機PlayStation 5(仮)が2020年末に発売予定とされ、日本語サイトも公開されています

その価格は今なお公表されていませんが、1台当たりの製造コストが約450ドルかかり、ソニーは価格設定に苦慮しているとの噂が報じられています。この噂話を伝える米Bloombergによると、ソニーは通常、新型ゲーム専用機を発売する年の2月に価格を確定し、その後の春には大量生産を開始するとのことです。今月はまさに価格設定フェーズとなりますが、競合ハードであるマイクロソフトのXbox Series Xの価格が未公表であるため「見づらい」(発表しづらい)との公式発言もあったばかりです。

2013年に発売されたPS4は当初の小売価格は399ドルでしたが、製造コストは381ドルだったと見積もられています。それと同等の粗利益率をPS5で得るには、製造コストが450ドルとすれば、少なくとも470ドルにしなければなりません。しかし現状、ソニーの最も高価なハードであるPS4 Proの小売価格が399.99ドルであり、たいてい値引きされていることを考えれば、この価格は消費者に敬遠されるかもしれないと指摘されています。

ソニーの事業に精通している人々によると、最大の頭痛の種はDRAMとNANDフラッシュメモリの安定した供給の確保とのことです。これらのメモリは先日発表されたサムスンのGalaxy S20シリーズをはじめ、5G対応スマートフォンの需要が旺盛で獲得競争に晒されているわけです。

そしてPS5のほとんどの部品はすでに決定しており、中でも冷却システムは1台当たり数ドルという非常に高価なものを採用するとも報じられています。通常、この種のパーツは1ドル未満ですが、PS5は強力なチップを積むためにこれまで以上の放熱が予想され、それが問題とならないようコストをかけたとのことです。

とはいえ、必ずしも470ドル以上の価格が最終決定ではないとの事情も伝えられています。なぜならゲーム専用機はゲームソフトの収益性が高いことに加えて、近年ではオンラインのサブスクリプションサービス(ソニーの場合はPlayStation Plusなど)から利益を得られるため、ハード本体はわずかな利益、ないしは赤字を出して販売することもよくあるためです。ソニー社内でもMSの価格に合わせて必要に応じて損失を出してもいいという意見と、PS4のようにハード本体で利益を出したいとの意見が分かれているとのことです。

またiPhoneの生産にも影響すると噂される新型コロナウイルスの発生については、これまでのところPS5の生産準備に影響を与えていないとされています。

それとは別に、ソニーはPS5の発売後に、VRヘッドセットPSVRの新型をリリースする予定との噂話も報じられています。こちらは、それ以上の詳細は不明です。

ソニーのPS5とMSのXbox X Series、はたしてどちらが先に価格を正式発表するのか。水面下では両社のスタッフが、胃の痛くなるガマン比べを繰り広げているのかもしれません。
 

広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

 

関連キーワード: game, gameconsole, gaming, microsoft, playstation, playstation5, ps5, psvr, psvr2, sie, sony, xboxseriesx
93シェア

Sponsored Contents