ディスカバリーチャンネルの人気番組『怪しい伝説』の司会で有名なエンジニアのアダム・サヴェッジが、四足歩行ロボット「SPOT」に人力車を引かせる動画を公開しました。

「SPOT」は、ソフトバンクグループ傘下のボストン・ダイナミクスが開発した四足歩行ロボットです。ボストン・ダイナミクスといえば、2005年に「ビッグドッグ」と呼ばれる、蹴られても倒れずに歩き続ける不気味な四足歩行ロボットを発表して話題となった企業。「SPOT」はこのビッグドッグを約半分のサイズにして、電気駆動にしたモデルです。


本格的な量産・市場投入には至っていませんが、すでに一部のアーリーアダプターの手には渡っており、アダム・サヴェッジもその一人。アダムがどのような使い方をするのかが注目されていましたが、なんとSPOTに人力車を引かせることに挑戦しました。公開された動画には、SPOTの上部に牽引キットを取り付け、アダム自身が乗った人力車をSPOTに引かせる様子が収められています。


まるでティム・バートンの映画に出てきそうなシュールな映像ですが、観光地の決まったエリアを周回するなど、手軽な移動手段として活用できそうです。過去にはSPOT10台を使ってトラックを牽引する実験に成功しており、SPOTを複数台使えば2人乗りでも問題ないでしょう。ただ、SPOTの平均バッテリー駆動時間が90分と短いため、長く使用するには向いていません。


SPOTはカスタマイズの幅が広く、工事現場や警察の特殊部隊の補助などさまざまなシーンで活用されています。今回の人力車の牽引だけでなく、今後さらに目新しい活用方法が登場するかもしれません。