アップル、1~3月の売上高予想を達成できず。新型肺炎がiPhoneの供給と需要に打撃

自社従業員には手洗いを推奨

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年02月18日, 午後 04:20 in apple
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CHINA-CORONAVIRUS-ECONOMIA
AP Photo/Mark Schiefelbein

アップルは17日(米現地時間)、第2四半期(1~3月)の売上高予想を達成できないと発表しました。

今年1月末、同期における売上高予想は630~670億ドル(約6兆9千億~7兆4千億円)と発表されていましたが、その下限にさえ達する見込みはないとのことです。原因は、新型コロナウイルスの影響だと述べられています。アップルが理由として挙げる要因は2つです。1つは、iPhoneの供給が一時的に制限されていること。iPhoneの生産委託拠点はすべて(感染拡大の中心となった武漢市のある)湖北省の外にあり、これらの施設はすべて再開されているものの、予想よりもゆっくりと生産を増やしていると報告しています。

2つ目は、中国国内でのアップル製品の需要が影響を受けていること。中国にあるすべての店舗および提携店の多くは一時的に閉鎖され、現在営業中の店舗も営業時間が短縮されており、顧客の出足が非常に少なくなっているとのことです。

かたや中国外の地域に関しては「これまでの当社の製品およびサービスのカテゴリー全体にわたる顧客の需要は強く、期待に沿ったものでした」とのこと。さらには今回のビジネス上の混乱も「一時的なものに過ぎない」と述べており、「アップルは根本的に強力です」として投資家やメディアが動揺しないよう呼びかけています。

さらには自社の最優先事項が「従業員、サプライチェーンパートナー、顧客、および当社が事業を展開しているコミュニティの健康と安全」であることも再確認しています。クックCEOは中国のコロナウイルス被害者救済に寄附を宣言した一方で、アップルも小売店や認定サービスプロバイダにデモ機を1日に最低2回クリーニングし、手洗いを推奨するガイドを配布したと伝えられていました

今回の公式発表とは別に、小型かつ廉価モデルのiPhone SE2(仮)に関しては生産拠点を台湾に移したとの噂もありました。今なお収束する気配を見せないコロナウイルス感染拡大ですが、すでにアップルは打てる対策はすべて打ち、長期的には影響を吸収できる目処が立っているのかもしれません。

 

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