米Hasbro が、柔らかいダートを発射するおもちゃナーフガンの新たなゲームコラボ商品を発表しました。今回Nerf化されるのは、マイクロソフトの看板FPSゲーム『Halo』に登場する武器。
Haloナーフガン第一弾の三製品は、国連宇宙軍UNSCの制式アサルトライフルMAシリーズ、おなじみのロケットランチャーM41 SPNKR、そしてエイリアン勢力「コヴナント」技術の武器ニードラーが選ばれています。
3モデルのHaloナーフのうちもっとも高価なのは、電動セミオート式で10発まで撃てるアサルトライフル NERF Halo MA40 Blaster (50ドル)。
銃社会の子供向けおもちゃであるナーフらしい明るくカラフルな配色ですが、特にバレルからハンドガードにかけての特徴的なデザインは、ゲームで見慣れたアサルトライフルMAシリーズそのものです。
ここで「ちょっと待て、MA5系やMA37なら分かるがMA40って何だ?」となるのはよほどのHaloマニア。今回のHaloナーフガンは年末商戦期に発売予定のシリーズ最新作 Halo Infinite に登場する兵器をモデルにしており、MA40は新作で主人公マスターチーフが使う新しい装備のようです。
一部の製品には、ゲーム Halo Infinite で使えるデジタルコンテンツのコードが付属します。
残りのふたつは、もっとシンプルで安価な NERF MicroShots シリーズの製品 (約10ドル) 。
ゲーム中のニードラーは自律誘導性能を持つ謎の結晶質鉱物の破片「ニードル」を高速で連射するエイリアン兵器という設定。突き刺さったニードルはわずかの間をおいて爆発するうえに、うっかり同時に何発も被弾するとスーパーコンバイン効果で致命的な大爆発を起こす恐ろしい兵器のはずですが、ナーフ版はミニサイズの手動式単発というひどいナーフを受けています。
「Haloにこんなハンドガン出てきたっけ?」と戸惑うM41 SPNKr は、シリーズ初代から登場しているロケットランチャーがモデル。
身長2mを超す強化兵士である主人公マスターチーフであっても担ぐようにして扱う巨大なロケットランチャーだったはずですが、安価なマイクロショット シリーズに落とし込むため、ダブルバレルにどことなく面影があるハンドガンに縮小されています。まさにナーフというツッコミ待ちとしか思えません。装弾数だけは二発。
Halo ナーフガンは、米国・英国ではこの秋に発売予定。価格はアサルトライフルが約50ドル、ニードラーとロケラン(っぽいハンドガン)は約10ドル。