紛失防止タグ「MAMORIO」を手がけるMAMORIO社は2月19日、iOSアプリに新機能「持ち物チェック」を追加し、アップデートの配信を開始しました。アップデート後のバージョンは4.0.0となります。
▲MAMORIOを付けた財布とスマホ
MAMORIOは、鍵や財布やカバン、パソコンなど、なくしたくないモノに取り付けるBluetoothタグ。スマートフォンとBluetoothで連携し、タグをつけた物体が手元にあることを確認できます。
新機能の「持ち物チェック」は、アプリのトップ画面にMAMORIOが発信している電波から算出した距離を、リアルタイムに一覧表示するもの。遠くにある場合は黄色、近くにある場合は青色のメーターで表示するため、複数のMAMORIOを付けた持ち物を所有している人にとって役立ちそうな機能と言えます。
▲持ち物チェックの利用イメージ
同社は、「新たに開発したリアルタイム・ビーコンモニタリングをアプリに実装し、常に数秒間隔で電波を安定して発信できるMAMORIOの特性と組み合わせたことで実現した」と説明しています。
合わせて今回のアップデートでは、測位精度をはじめとする基本性能も向上。アップデート後は、従来バージョン(ver3.13.0)と比較してスマートフォンの電力消費が最大90%低減するほか、位置情報精度についても最大300%向上したと言います。
ほかにも、屋内で探し物をする際に、AR空間上でMAMORIOタグのおおよその現在位置を表示する「カメラでさがす」機能も継続して搭載。この機能により、音では見つけずらい物も探しやすくなるとアピールします。
今回はiOS版のみの更新となりますが、同社は今後、Android向けのMAMORIOアプリにも同様の内容を実装すると発表しており、こちらのアップデートは近日中に提供する予定です。
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