中国、iPadが品薄で価格高騰。ウイルス拡散を防ぐテレワークやオンライン授業のため

日本も見習うべき?

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年02月25日, 午後 12:20 in apple
253シェア
Hong Kong China Outbreak
ASSOCIATED PRESS

新型コロナウイルス感染拡大が収束する気配を見せないなか、中国市場でiPadなどタブレットの需要が高まっており、品不足がしばらく続く見通しだと報じられています。台湾の電子業界情報誌DigiTimesによると、その理由はウイルス拡散を防ぐための自宅待機によるものです。中国の多くのオフィスワーカーは在宅勤務しており、多くの学校でも在宅中の生徒向けにオンライン授業コースを始めているため、タブレットの需要が高まっていると述べられています。

現在はほとんどの物理店舗が通常営業を再開できないため、タブレットを購入する主な手段は電子商取引プラットフォームに限られています。これら通販サイトの多くではタブレットが売り切れており、価格も上昇しているとのことです。

具体的にはストレージ32GBおよび128GBの10.2インチiPadが、それぞれ1台当たり2,499人民元(355.5ドル)および3,099人民元で販売されており、アップル公式ストアよりも200および100人民元も高くなっているとの事情が伝えられています。

iPadの生産は、エントリーモデルがCompal、iPad ProシリーズはFoxconnが担当しています。両社とも工場は中国南西部の西都にありますが、DigiTimesはどちらの稼働率も約30%との推定を述べています。テレワークやオンライン授業による需要増と生産ペースの減少があいまって、品薄と値上げを引き起こしていると思われます。

WHOの最新レポートによれば、過去24時間で1017人の新たな感染者や、103人の死亡が確認されたとのことです。これにより感染者の合計は7万8000人以上、死亡者は2400人以上となりましたが、一方では増加率が低下しつつある兆しも示されています。

今後のゆくえは依然として不透明ですが、iPadの品薄は中国で自宅待機が徹底されている現れとも言えます。満員電車での感染リスクが懸念されている日本も、学ぶべきところがありそうです。

TechCrunch 注目記事「新型コロナのソーシャルディスタンス(社会的距離戦略)を強力に支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

TechCrunch Japanへの広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com まで。媒体概要はメディアガイドをご覧ください。

関連キーワード: apple, AppleRumor, china, coronavirus, digitimes, ipad, tablet
253シェア