moto g8 plus
モトローラ・モビリティ・ジャパンは2月25日、ミドルクラスのAndroidスマートフォンmoto g8 plusを発表しました。

moto gシリーズは、2013年の発売以来、全世界で1億台以上が販売されたという売れ筋モデル。2019年には日本だとmoto g7、moto g7 plus、moto g7 powerの3機種が発売されました、moto g8 plusは、その後継モデルとなりますが、日本向けにはいまのところmoto g8 plusの1機種のみが発表されています。

moto g8 plus
▲正面下部に「motorola」のロゴがなくなったのが見分けるポイント

moto g8 plusの6.3インチのIPS液晶ディスプレイを搭載し、解像度は2280 × 1080ドット。外形は約158.4 x 75.8 x 8.27mmで重さは約188g。前モデルmoto g7 plus(約157 × 約75.3 × 約8.27mm、約172g)から、やや大きく重くなりました。

とはいえ、水滴型のノッチや高精細なMax Visionディスプレイ、上下にステレオスピーカーを搭載する点など、前モデルと共通点も多く、正面からでは区別は難しいです。
moto g8 plus▲上部には3.5mmジャックも引き続き搭載します

ただし、背面の印象は大きく変わりました。motorolaの端末と言えば、背面中央にある丸いカメラ部が特徴でしたが、moto g8 plusでは左側に縦一列に並びました。

この配列にしたことで内部配置に余裕ができ、moto g7 plusとほぼ変わらぬサイズながらバッテリー容量が4000mAhにアップしています。18W出力の充電器が同梱されており、充電で最長8時間分の急速充電を行えます。

moto g8 plus
▲中央の「M」ロゴは指紋センサー

並びが変わった背面カメラは、4800万画素のメインカメラと1600万画素の広角カメラ(117度)、500万画素の深度センサーというトリプルカメラ構成。ぱっと見、フラッシュの上に4つ目のカメラがあるように見えますが、これはレーザーオートフォーカスユニットです。ちなみにフロントカメラは2500万画素。

moto g8 plus
▲カメラは上から1600万画素の超広角、4800万画素のメイン、500万画素の震度センサー。下にはレーザーオートフォーカスユニットとLEDフラッシュが並びます

光学ズームは搭載しませんが、AI処理によるデジタル8倍のハイレゾズームに対応。カメラアプリの機能は、人物を切り抜いて他の画像に合成できる「カットアウト」や、指定した色のみを残し、周りをモノクロにできる「スポットカラー」、一部のみ動きのある画像を作れる「シネマグラフ」など、moto g7 plusから踏襲します。

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▲1倍での撮影

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▲8倍ズーム。さすがに画質は落ちます

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▲スポットカラー。指定した色域を残すので、画面内に近い色があると、そこの色が残ります

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▲夜間でも十分明るく撮れるようです

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▲ナイトビジョンでの夜間撮影

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▲ポートレートは人物以外でも利用可能

広角カメラについては、いまのところ動画撮影にしか利用できないようです。また、広角で動画を撮影しようとすると、縦持ちにするようメッセージが出ます。

moto g8 plus
▲広角が使えるのは動画撮影のみ

シャッター音については、日本のSIMを入れない状態であれば無音化が可能。ただし、SIMを入れるとグレーアウトして消せなくなります。このあたりも以前から変わりませんが、そろそろ日本でも音を消させて欲しいところです。とはいえ、moto g8 plusのシャッター音はとても小さく、ほとんど気になりません。

moto g8 plus
▲様々なな撮影モード(左)と設定項目(右)。SIMを挿さなければシャッター音は消せます

そのほかの仕様としては、SoCはmoto gシリーズ史上最速となるSnapdragon 665(2.0Ghzオクタコア)を搭載。RAM 4GB、ストレージは64GB。

AnTuTuベンチマークを試したところ、結果は17万2685。さすがにハイエンドモデルには敵いませんが、3Dグラフィックを多用した最新ゲームなどはせず、普段使いでならまったく問題はなさそうです。

moto g8 plus
▲左からAnTuTu、3D Mark、GeekBench 5の結果

なお、moto g7シリーズはnanoSIM 2枚とmicroSDが同時に使えるトリプルスロットを特徴としていましたが、moto g8 plusはDSDVに対応するものの、残念ながら片方はmicroSDと排他利用になっています。そのmicroSDは、最大512GBが利用できます。

カラーバリエーションは、moto g7 plusに引き続き、青と赤の2色。カラー名称はコズミックブルーとポイズンベリーとなります。

moto g8 plus

競合の多いミドルクラススマートフォンですが、moto g8 plusは税込みで3万8800円という価格も大きな魅力。高額なハイエンドモデルを購入するほどではないが、そこそこの性能がある端末を、できるだけ安く手に入れたいという人には、かなりおすすめできる一台です。

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