「Xperia PRO」は真のプロモデルだ、5Gミリ波対応など詳しい仕様をチェック

無骨なボディにロマンあふれる機能の数々

くんこく(Kunkoku)
くんこく(Kunkoku)
2020年02月24日, 午後 07:42 in sony
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Xperia PRO

昨年発売された「Xperia 1」は、ここ数年続いた迷走期間を脱するソニーの本気を示すに十分なスマートフォンでした。

そして今年登場した「Xperia 1 II」は、21:9の約6.5インチの4K有機ELディスプレイはそのままにMotion Blur Reductionにより90Hz相当の表示が可能、5Gに対応し、トリプルカメラ+3D iTOFセンサーや最大60回/秒のAF/AE演算処理を行いAF/AE追随しながら20コマ/秒の高速連写など、進化がみられます。

そして、「Xperia 1 II」をベースに業務用機器との連携だけに注力をした専用機「Xperia PRO」を開発中とのアナウンス。

Xperia PRO

5G元年と言われる2020年、「Xperia 1 II」は5Gに対応しましたが、「Xperia PRO」ではsub6(​6GHz​未満​の​帯域)だけでなく、mmWave(28GHz帯などの高周波数帯のミリ波)に対応。

4Gや3Gと電波特性は大きく変わらないsub-6に対して、光に近い電磁波で指向性が高くなるミリ波は通信の安定性を保持するのが難しいため、より電波を受けやすくするために本体内に4方向にアンテナを備え、低誘電率素材を採用しています。

5Gでの通信ができているか、接続している方向や通信のデータ送受信速度を「Xperia PRO」の画面で確認できるアプリもプリインストール。

ケースは電波を通す素材のため、結果きらびやかな金属感はなく樹脂であったり、発熱を拡散するためにボディサイズも一回り大きく、ワイヤレス充電も非搭載となるなど、スタイリッシュさや便利さといった面は省かれています。

まさにプロフェッショナルの映像伝送のワークフローをサポートするため必然としての素材でありそのうえで完成したボディデザインでしょう。

Xperia PROまた、HDMIの入力端子を備えており、レンズ交換式デジタル一眼カメラやプロフェッショナル向けカムコーダーのモニターとして利用が可能。

動画撮影や静止画撮影する現場で、手元にある大きく品質の高い「Xperia PRO」のディスプレイを専用モニターとして利用できる利は非常に大きいものがあります。

HDMI入力端子はあくまでも映像を映し出すためのもので、映像を取り込む場合にはUSB type-C経由となり、こちらから5G通信でサーバーやクラウドなどに転送ができるといったソリューションが想定しているようです。ストレージ容量は「Xperia 1 II」の2倍の512GBとなっています。

Xperia PRO▲「Xperia 1 II」と共通して、IP65/IP68相当の防水性能と防塵性能と大容量4,000mAhを搭載。

ヘッドホン出力できるオーディオジャックも復活し、主流がワイヤレスヘッドホンとなっているとはいえ、プロの現場では有線接続も必要とされることもあるでしょう。

カラーの多色展開はなくブラックのみですが、よくみるとシボ加工されているいわゆるプロ機材と同様の佇まいは、ソニーの業務用機器を知っているマニアにはまた魅力のひとつと言えるでしょう。

Xperia PRO

昨年末に映像制作や写真撮影、モバイルeスポーツなどクリエイターの創造性を高める特別仕様のスマートフォンとして「Xperia 1 Professional Edition」が発売されましたが、このモデルはあくまでもグローバルモデルを国内向けに仕様を変更したのみのモデル。

しかも、FeliCa(おサイフケータイ)やフルセグ・ワンセグは非搭載で、「Xperia 1」が発売されて半年も経過したあとに発売されるなど、国内キャリアに忖度した部分も大きかったところ。

ですがその布石はこの「Xperia PRO」のためにあったと言ってもいいかもしれません。
Xperia PRO

およそスタイリッシュさが求められているスマートフォンにあって、その性能を最優先にしたがためのデザイン。

プロの現場で真の意味で使えるスマートフォンとしての需要を受け止める機種と言えるでしょう。

待望の「Xperia 1 II」となりつつも、この無骨な一般に受け入れられる真逆を向いている「Xperia PRO」はプロならずともソニーフリークにとっては非常に魅力的にうつるに違いありません。

 
 

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