スミソニアン博物館、所蔵品280万点を2D-3Dモデルでオンライン公開。自由に再利用可能

CC0で公開

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年02月26日, 午後 12:15 in Internet
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米スミソニアン学術協会が、無料で所蔵物の2Dおよび3D画像を閲覧できるオンラインプラットフォーム「Smithsonian Open Access」に280万点もの高解像度画像を追加しました。これらのデータは、全19か所のスミソニアン博物館、9か所の研究センター、図書館、アーカイブ、国立動物園から提供されたもので、インターネットブラウザー上で閲覧できます。スミソニアン博物館は所蔵物の適切な観覧、使用、再利用を広く一般に奨励しており、今回のオンライン公開コンテンツはCreative Commons Zero(CC0)のもとで公開されています。CC0は"いかなる権利も保有しない"ということであり、実質的に一切の制限なく自由に再利用できます(とはいえ、CC0に関するFAQには目を通しておくことをおすすめします)。

含まれるコンテンツにはアイダ・B・ウェルズの肖像画から1920-30年代の女性パイロット アメリア・イアハートが乗った飛行機ロッキード・ベガの画像データ、カシオペアAの超新星爆発後の3Dモデルなどが含まれます。


200年近い科学的データのコレクションが含まれるこれらコレクションの公開について、スミソニアン学術協会はほんの始まりに過ぎないと述べ、年内にもさらに20万の画像を追加する予定があり、最終的には1億5000万点のアイテムをデジタル化し公開していく意向です。

英キングス・カレッジ・ロンドンのデジタル文化遺産専門家でOpen Access Initiativeのアドバイザーでもあるサイモン・ターナー氏はこの画像データ公開が「科学や文化、時空を横断する広範なコンテンツを開示するための、他がこれまでに実行したことがないまたはできなかった方法であり、人類の知への大きな貢献だ」と述べています。

「博物館なんて自分には難しすぎて...と思う人も、もしかするといるかもしれないものの、意外と面白い展示物もたくさんあるのが博物館というもの。今回のスミソニアンが公開したコンテンツのなかでも、たとえばスペースシャトル・ディスカバリー号の3Dモデルなどは、1980年代のシャトル黄金期に少年時代を過ごした人なら興味がそそられるはず。日本で開催された「大スペースシャトル展」に行った記憶もよみがえるかもしれません。3Dモデルは遠景だと荒く見えますが、目一杯近寄れば、詳細なテクスチャに切り替わり、角度などを調節すればコクピット内部ものぞき込めます。
 
 

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