G1
Netflix

Netflixが超ロボット生命体としておなじみトランスフォーマーのフルCG新作アニメ「Transformers: War for Cybertron」の予告ムービーを公開しました。本編の配信開始は2020年内とされています。

公式リリースでは「今まで見たことが無いような「トランスフォーマー」を描き出します」とされながらも、コンボイ司令官もといオプティマス・プライムらはテレビアニメ第一期(いわゆるG1)に準拠したデザインの上に、ギコガガガの変形音も再現されており、アラフォーやアラフィフの琴線に触れる内容となりそうです。本作品は3Dアニメ『RWBY』などのルースター・ティースがプロデュースし、国内CGアニメ制作会社ポリゴン・ピクチュアズがアニメーションを制作します。ポリゴンは過去にも『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』などテレビシリーズを手がけており、変形ロボを扱わせれば安心のブランドです。

トランスフォーマーは主要キャラ全てがロボットで、舞台をSF的なメカ惑星や建築物の存在しない太古の地球にできるなど設定に融通が利くためか、何度かフルCGアニメ化されています。その歴史は90年代末の『ビーストウォーズ』(原語版がシリアスすぎたため、日本語吹き替えは声優のアドリブ合戦)にまで遡るほどです。

さて今回のNetflix版トランスフォーマーは、「トランスフォーマーの起源となる物語」とのことです。公開された予告編では故郷であるセイバートロン星を舞台に、オートボット(日本でいうサイバトロン戦士)がディセプティコン(デストロン軍団)により星の力の源であるオールスパークを奪われることを阻止するために絶望的な戦いを繰り広げる様子が描かれています。

そこでの「新しいアニメーションの作画とスタイル」は、まさに『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』(日本では1985年に放送)に登場したコンボイ司令官やバンブル(バンブルビーの当時の名称)、スタースクリームやメガトロン様のイメージそのものです。

トランスフォーマーは数え切れないパラレルワールド的作品が作られ、そのたびにコンボイ司令官も消防車からゴリラやライオンやマンモスになったりしてきましたが、今回はトレーラー型(実写のボンネット型ではなく)に原点回帰のもようです。マイケル・ベイ監督の実写版シリーズはG1デザインからの乖離が激しかったのですが、昨年公開の『バンブルビー』でもG1に寄せてきており、しばらくはこの流れが続くのかもしれません。

細かな時代設定は明かされていませんが、「トランスフォーマーの起源となる話」となれば、コンボイ司令官らが地球に来る前の話のはず。同じタイトルを冠されたゲーム『Transformers: War for Cybertron』(PS3やXbox 360、Windows)も、はるか昔のセイバートロン星が舞台でした。

しかし、予告編に出てくるロボットらはトレーラーやジープなど地球製の乗り物にトランスフォームしています。「実際にある乗り物をスキャニングして擬態」というシリーズ共通設定からは、地球に来る前にジェット機等に変形するのはおかしい気もしますが、シーンが変わるたびにロボの色が変ったり、メガトロン様が拳銃に変形してスタースクリームの手に収まったりするG1アニメを振り返れば、細かいことは気にしない方がよさそうです。