アップルのクックCEO、「中国は新型コロナウイルスを制御下に置きつつあると感じる」

株主向けか真意なのか

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年02月29日, 午後 12:35 in apple
0シェア
FacebookTwitter
APPLE-TIM COOK/
Brendan McDermid / Reuters

アップルのティム・クックCEOは28日(米現地時間)、米アラバマ州のバーミングハムを訪問して現地の非営利組織EdFarmのイベントで講演を行いました。これは同社がEdFarmと共同で、ARにより米国の公民権運動を学べる教育プログラムを開発したことに関連したものです。

この講演の後に行ったインタビューにて、クック氏は新型コロナウイルスがアップルのビジネスに与える影響について語りました。
本取材は、米ニュースチャンネルFox Businessが行ったもの。インタビュー全編はテレビで放送され、その一部がWeb上で公開されているかたちです。

クック氏いわく、「中国はコロナウイルスを制御下に置きつつあるように感じます。数字を見ると、日ごとに数字が下がっています。そして私はとても楽観的です」とのことです。

さらに中国のアップルサプライヤーにも言及しており、彼らが工場を再開し、生産が増加しているとも語っています。以下、引用です。

iPhoneは世界中のあらゆる場所で製造されています。米国からは主要なコンポーネント、中国からは主要な部品といった具合です。中国での製造に目を向けると、我々は工場を再開しており、再開の条件もクリアできました。まだ復帰の途上にあるため、私はこれを通常操業に戻る3段階のうち第3フェーズだと考えています


たしかにWHOは中国での感染拡大が2月上旬にピークに達し、それ以降の新規感染は着実に減少していると表明しています。しかし、28日時点では新たに感染者が327人、死者は44人増で、累計がそれぞれ7万8824人と2788人と発表されており、今なお厳しい状況が続いていると言えます。

今月中旬、アップルは新型肺炎の影響のために第2四半期の売上高予想を未達と発表したばかりです。その影響は新型iPhoneの生産にも及ぶとの噂もあり、小型で安価とされるiPhone SE2(仮)や、今年秋に発表とみられるフラッグシップiPhone 12(仮)シリーズの量産準備に遅れが出るとも懸念されています

クック氏が株主や市場への配慮からあえてそう発言したのか、それとも本当に楽観視しているのかは不明ですが、いずれにせよ感染拡大が速やかに封じ込められることを祈りたいものです。
 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: apple, coronavirus, disease, iphone12, iphonese2, outbreak, timcook
0シェア
FacebookTwitter