付録はあの『ワニワニパニック』。バンナムコラボの幼稚園4月号が2月29日発売

本家にも不可能な、映画ドラえもんコラボ仕様への換装機能も

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2020年02月29日, 午後 10:15 in gaming
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この1年ほどで、ガジェット好きの間でアツい雑誌となっている小学館の学習雑誌『幼稚園』......と聞くと、事情を知らない方からはどういうこと? と思われるでしょう。
実は最近の同誌は、特集企画や付録において、様々な企業とユニークなコラボを実施。保護者でもかなりアツくなってしまう組み立て付録を付けているのです。

本日2月29日に1350円(税込)で発売される同誌4月号の付録となるのが、『ワニワニパニック&のび太の新恐竜パニック』。本誌読者であればおそらく一度はゲームコーナーで見たであろう、ナムコ(現・バンダイナムコアミューズメント)の超名作アミューズメント機(エレメカ)を小型化した組み立てキットです。



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ワニワニパニックとは、いわゆるモグラ叩き系......というより、もはやジャンル名ともなっている、ワニ退治アクションゲーム。世代によっては、同種のゲームに対して、モグラ叩きのような~と表現するよりも、ワニワニパニックのような~と言ったほうが通用するほどの知名度です。

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「洞窟から顔を出してくるワニたちの頭を、付属のハンマーで叩くとスコアになる」というシンプルでわかりやすいルールと、エレメカ機ならではの楽しい動き、そして「ルール上では出てくるワニが5匹(5箇所)しかないため、人のプレイを見ていると簡単に見えるが、自分でプレイするとなかなか上手くいかない」という絶妙な難度などで、安定した人気を得ています。

初代は1989年にデビューしましたが、シリーズの『ワニワニパニック3』を含めて、現役で稼働している店舗もいくつか見かけるほど。さらにその人気から『カニカニパニック』『サメサメパニック」といった派生作品や続編が作られ、パチンコやパチスロまでも登場するなど、キャラクター作品としての側面も持ちます。

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今回の付録は、このマシンの外装を紙べースで再現した、小型サイズの組み立てキットです。ワニの稼働やスコアカウントは、単3乾電池×1本で動作するモーターユニットにより稼働する仕組み。
このモーターユニットは本体の背面から引き抜けるため、後述する外装チェンジも簡単に行なえます。

外装やワニの模型、ハンマーなどは紙製。しかも幼稚園の付録だけあり、比較的シンプルな構造......なのですが、ワニなどは紙製になったにも関わらず、かなり雰囲気は似ています。
しかも組み立てはセロハンテープと電源となる単3乾電池×1本があれば完了するという、正しく年少者向け雑誌付録な難度に留まります。

気になる移植度についても、以前に本誌で紹介した、セガとのコラボによるメダル落としゲームなどと同じく、かなりのハイレベルです。


アーケード版でフィーチャーされていた、手前まで来ると(プレーヤーが噛まれたとみなされて)スコアが減点される仕様や、制限時間寸前になるとワニが怒って動きが激しくなるといった仕様こそ省略されているようですが、どれが顔を出してくるかわからないワニの動きなどは雰囲気満点。

スコア表示に関しても、原作(アーケード版)のLED部分こそ動きませんが、その少し上にしっかり2桁のカウンターが用意されています。

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そして難度に関してですが、動画で見る限り、油断していると大人でも大変な印象を受けるもの。
というのも、ワニが顔を出す速度こそちょっとゆっくり目ですが、引っ込むときはシャレにならないほどの猛スピードになるため。ここはぜひ公式動画を見てほしいのですが、引っ込まれたらまず叩けません。

アーケード版ではワニがプラスチック系素材の造形物であり、さらに移動距離もそれなりにあったことから、引っ込むときはそれなりの時間を必要とした(ので、反応が速ければ下がる途中でも叩けた)のですが、こちらはほぼ無理と思われるほど一瞬です。

主要パーツが軽いことで、パワーウェイトレシオでは抜群に有利。さらにミニチュア化で移動距離も短いため、この猛スピードが実現できるのでしょう。パーフェクト狙いなどを考えてしまったら最後、大人でもそれなり以上に「沼っていそう」です。

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さらにこの付録、本家でも不可能だった(業界用語で言うところの)コンバージョンキットも用意されています。それが、小学館雑誌とのコラボならでは呼べる『のび太の新恐竜パニック』。

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これはドラえもんの最新劇場版作品『のび太の新恐竜』をフィーチャーしたバージョン。スコアパネル部などは同作品仕様となり、ワニは恐竜へと変化。スコアパネルの手前にある立体造形には、同作のキーキャラクターである2匹の恐竜『キュー』と『ミュー』もいます。

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そして、先述したモーターユニットが容易に外せる構造が、この外装チェンジで活きてきます。つまり「ワニか恐竜かを、気分によって(比較的)手軽に変えられる」設計となっているのです。

これは(当然ですが)原作では不可能だったフィーチャー。移植作という観点から見れば「ドラえもんコラボ仕様にもキャラ変更が可能なアッパー移植」でもあるわけです。

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さらに雑誌本誌でも、連動記事として「ワニワニパニックができるまで」を収録。「ゲームセンターで人気の『ワニワニパニック』はどうやって作られたのか。その秘密を紹介します!」とのこと。

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なお、ワニワニパニックは、現在アーケード版のリブート作となる『ワニワニパニックR』が製作中。ゲームセンターでの稼働は6月からを予定しています。

この「R」では、エレメカである点や基本的なシステムを初代から引き継ぎつつも、5匹のワニのモーションに性格付けがなされたり、スコアなどに応じたより柔軟な難度変化が可能になるなど、ゲームとしての完成度を高めています。

合わせてパネル部が液晶ディスプレイ搭載となったことで状況変化を示す演出が入るなど、ギャラリーに対しても盛り上がりやすい、わかりやすいゲームとすることを狙っています。

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このように、今回の付録版ワニワニパニックは、実際の楽しさに加えて、話題性という点でも非常に人気が出そうな作品。それゆえ、最近の幼稚園誌では起こりがちな品切れには注意が必要やもしれません。

 
 

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