SoftBank 5G
ソフトバンクは次世代モバイル通信サービス「SoftBank 5G」を3月27日に開始します。サービス開始と同時に発売する2機種については3月6日から予約を受け付けます。

■料金は「4Gプラス1000円」、8月まで加入で2年無料

料金は4G LTEの料金プランに「プラス1000円」するかたち。8月31日までに5Gに契約を切り替えたユーザーに対して、当初の2年分は追加料金を無料にするキャンペーンを実施します。

対象プランは3月12日から提供する「メリハリプラン」「ミニフィットプラン」と、「スマホデビュープラン」「データシェアプラン」の4種類です。

大容量プラン「メリハリプラン」の場合、通話基本料とデータ定額あわせて月額7480円(税抜)。そこに「5G基本料」として月額1000円が上乗せされることになります(8月末まで加入で2年間免除)。家族割や固定回線セット割引、加入当初の割引などを最大限に適用した場合、3480円で利用できることになります。

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ソフトバンクでは5Gでも"データ容量無制限"ではありません。「メリハリプラン」ではデータ容量は月50GBとなっています。ただし、メリハリプランではYouTube、Amazon プライム・ビデオ、LINE、Twitterなど主要な動画サービスやSNSの多くが「カウントフリー」となっています。

完全な使い放題型プランを用意しなかった理由についてソフトバンクの榛葉淳副社長は「スタートした段階では全国一斉で展開するわけでも、全ユーザーが使えるものでもない。そのため、まずは現行のプランのまま、5Gに以降することにした」と説明。5Gインフラが整った段階で改めてプランを検討する考えを示しました。

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■当初はサービスエリアが限定

5Gサービスの開始当初は提供エリアが限られるとしています。ソフトバンクが5日公開したサービスエリアマップによると、たとえば東京都では2020年4月末時点で有楽町駅や新橋駅、秋葉原駅の近辺などがエリア化予定。夏時点でも新宿駅や原宿駅、四谷駅などの周辺にエリアが増える程度となっており、山手線内ですらすべてカバーされるわけではありません。

5Gのサービス提供外エリアでは、4G LTE/AXGPの通信サービスが利用できます。

ソフトバンクによると、5Gで当初展開する周波数帯はサブ6の3.9〜4.0GHz帯(N77)のみ。100MHz幅の帯域幅で理論値で下り最大2.0Gbps/上り最大103Mbpsの通信速度を実現します。5Gで高速化のカギを握るとされるミリ波帯は、サービス開始当初は利用されません。

ソフトバンクの常務執行役員 菅野圭吾氏(モバイル事業推進本部長)は、今後の基地局展開について「総務省へ提出した開設計画を2年間前倒しで進める。2年以内に人口カバー率90%を目指したい」とコメントしました。

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■スマホは4モデル

5Gの対応スマホとしては、「AQUOS R5G」「ZTE Axon 10 Pro 5G」「LG V60 ThinQ 5G」「OPPO Reno3 5G」の4モデルを発表。AQUOSと Axonの2モデルはサービス開始にあわせて投入します。

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5Gスマホにはソフトバンクが用意した「5G Lab」というコンテンツアプリをインストール。VR/ARによるAKBのシアター体験、野球・バスケの自由視点映像観戦、クラウドゲームミングなど、5Gならではのエンタメ体験を提供します。

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■新しい購入補助「トクするサポート+」プログラム料無料に

ソフトバンクでは5Gスマホが発売される3月27日以降、新しい購入補助プログラム「トクするサポート+」を提供します。プログラム内容は「トクするサポート」と類似していますが、月額のプログラム利用料が無料となっています。

「トクするサポート+」を利用する場合、スマホを48回払いで購入します。3年目以降(24回の支払後)、ソフトバンクで他のスマホを再購入した場合に、分割支払いの残額が免除されます(故障・紛失時などは最大2万2000円の支払いが必要)。

また、2年目(13か月)以降に、スマホを買わずに返却することもできます。その場合、査定額がPayPayボーナス(電子マネーの残高)として還元されます。ただし、端末代金は全額を分割支払いする必要があります。