「iPadを探す」で警察に追跡された犯人、カーチェイスの末に死亡:豪州

iPadを盗むのは割に合わない

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年03月4日, 午後 03:50 in apple
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オーストラリアで、民家に侵入してiPadや車を盗んだコソ泥2人組が、アップル純正アプリ「Find My」(日本名は「探す」)により警察に追跡された話が報じられています。iPadを盗まれた被害者はiPadにPingを送信する追跡アプリ(「Find My」のこと)を開き、一緒に盗まれた三菱のピックアップトラック、トライトンを追跡し始めたとのことです。そしてしばらくののち、警察はメルボルン・サンシャイン地区のグレンガラホテルで盗難車を発見、航空隊のヘリコプターも現場に急行したものの、すでにピックアップトラックはもぬけのカラでした。

しかし、警察はほどなくして再びiPadのPingを受信、それを追跡してみると、2人組はどこかから盗んできたトヨタ・クルーガーで逃走していることが判明しました。

2時間におよぶ逃走で、犯人らはまずサンシャインモーターイン(現地のモーテル)からウェスタン・リング・ロード(道路の名前)経由でメルボルン郊外を北部へ向かい、途中で出くわした警察の追跡も振り切りました。Find Myによる追跡はなおも続き、2人は南へ進路変更、トーマスタウンでは待ち受けた警察が設置したスパイクでクルーガーのタイヤ2本をパンクさせました。

それでも2人は逃走を諦めず、再びカーチェイス状態になります。そしてメルボルン中心部に近いプレストンにさしかかったところで、2人はパンクしたこのクルマを諦めたのか、減速しはじめました。

追跡ヘリコプターから逃亡者が他の自動車を乗っ取ろうとして減速したとの報告を受け、警察はふたたび車による追跡指示を出します。しかしその41秒後にクルーガーは赤信号を突っ切り、時速100kmで輸送コンテナを牽引するトラックに衝突、乗っていた犯人は2人とも現場で死亡したと報じられています。

衝突事故によりトラックのトレーラーは横転し、荷台のコンテナは通りかかったアウディの上に落下しました。しかしトラックとアウディのドライバーは、いずれも軽傷で済んだとのことです。

逃亡中にiPadを捨てなかったことが命取りになったかっこうですが、もしも逃げおおせていたとしても、おそらくiPadはロック解除できなかったと思われます。なんとも痛ましい事件であり、自業自得とも言えますが、ともあれ全世界の犯罪者たちにとって「iPadを盗むことは割に合わない」教訓となるのかもしれません。
 
 

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