Facebook、国勢調査と見紛うトランプ支援の広告1000件以上を削除。「詐欺的」と報告

米国民は国勢調査に応じなければなりません

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年03月6日, 午後 06:00 in Internet
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liveslow via Getty Images

Facebookが、トランプ大統領のキャンペーンサイトへ遷移する広告を削除しました。この広告は2020年度のアメリカ国勢調査であるかのように装っており、クリックすればそのようにも見えるウェブサイトへと遷移します。しかし実際のリンク先はトランプ大統領支援グループによる選挙対策調査キャンペーンのウェブサイトであり「詐欺的だ」との報告があがっていました。ジャーナリストのJudd Regum氏がこの紛らわしい広告をTwitterで指摘し、その指摘へのコメントツイートでは、今年4月より行われる公式の国勢調査に対してすでに回答したと勘違いする国民が出るのでは心配する声も上がりました。Facebookの広告ライブラリーページによると、この広告はトランプ大統領の支援団体Trump Make America Great Again Committeeによって1000件以上が表示されていました。

米国の国勢調査は10年ごとに行われ、米国憲法の下、国民はそれに応じることが義務づけられています。インターネットを使った回答もできるため、指摘されるように本当に勘違いをする人も出てきそうです。

Trump Ad

記事執筆時点で、Facebookはすでにこの紛らわしい広告をすべて削除しました。広告ライブラリーのページを見てもすでに「非アクティブ」に分類されています。

Facebookは2019年に、2020年国勢調査に関する虚偽の情報を含む投稿や広告は許可しないとそのポリシー改定に盛り込み、特定のグループの人々の投票を阻止したり、公正な選挙を妨害しようとする行為を禁止しました。そのためか今回の対応は、これまで政治家関連の問題には寛容な姿勢だったFacebookにしては迅速だったように思えます。

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