OPPO新旗艦スマホ「Find X2」発表〜120Hz3K有機EL・ソニー独占供給センサー搭載3カメラ・65W急速充電

飛び道具はないものの、基礎性能はしっかり向上

石井徹(TORU ISHII)
石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2020年03月6日, 午後 07:01 in smartphone
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OPPO Find X2
OPPOは新スマートフォン「Find X2」「Find X2 Pro」を発表しました。同社のフラッグシップモデルとしてはじめて、5Gをサポートします。

発表会で紹介されたのは「ディスプレイ」「カメラ」「充電」という3つのポイント。それぞれ2020年の5Gフラッグシップとしてふさわしい性能に強化されています。

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まずディスプレイは3K QHD+(3168×1440ドット)の高解像度。120Hzの高速フレームレート(スクロールがなめらかな表示)をサポート。画素補完技術によって、60Hzの映像ソースも滑らかに表示します。ディスプレイには画面内指紋センサーも搭載しています。

HDRのサポートはもちろん、10億色(10bit)表示にも対応。表示色域はシネマ規格DCI-P3基準で100%をカバーしています。オーディオは臨場感のあるサウンドを奏でるドルビーアトモスをサポートします。

3K QHD+という高解像度で120Hzのリフレッシュレートに対応するスマートフォンは珍しい存在です。現状の有機ELディスプレイ技術では高解像度でハイフレームレートにするほど描画処理が膨大になり、消費電力が増してしまう性質があるため、高解像度と120Hzが現実的なバッテリー消費で両立できるのかは気になるところです。

OPPO Find X2
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カメラは3カメラ仕様で、メインの広角カメラにはソニーが独占的に供給するセンサー「IMX689」を搭載。1/1.4インチというスマホにしては大きなセンサーによって、明るい写真を撮影できるほか、全てをオートフォーカスに使うことで、低照度でのフォーカス率も97%に高めています。

OPPO Find X2
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上位モデルのFind X2 Proは、超広角カメラも高解像度。広角48MP+超広角48MP+望遠13MPという組み合わせです。スタンダードモデルのFind X2は、広角48MP+超広角12MP+望遠13MPの構成となっています。

ハイブリッドズームでは最大60倍の高倍率もサポート。10倍までは画質劣化の少ない写真が撮影できるとしています。ウルトラナイトモード3.0、ウルトラマクロといった撮影機能も搭載します。


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また、フロントカメラも32MPと解像度高め。ディスプレイ内に切り抜かれた"パンチ穴型"のインカメラとなっています。

ところで前世代モデルFind Xでは、自動でポップアップするカメラ機構によって実現した「切り欠きなし」の狭額縁ディスプレイが売りでした。また、OPPOでは"透明になるディスプレイ"の下にインカメラを仕込む技術も発表しています。こうしたカメラを目立たせないための工夫を凝らしてきたOPPOだけに、素直に画面にパンチ穴を開けてしまっているのは少し意外なようにも思えます。

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カメラでは動画撮影性能の強化にもかなり力を入れており、4K 60fps撮影やLive HDRでの撮影も可能。上位モデルのFind X2 Proは10ビット(10億色)での撮影もサポートし、画素レベルでの露出補正も可能となっています。動画では3つのカメラを活用したステレオ録音が可能で、風音などを除くノイズキャンセル機能も備えています。

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また、独自の動画編集アプリSoloopを搭載し、簡単に編集して共有できるように配慮されています。Galaxy S20やAQUOS R5Gのような8K撮影機能はありませんが、高機能な動画編集アプリが少ないAndroidにおいてスマホメーカーがアプリを用意するというのは、製品の魅力を増す上で有意義な取り組みと言えそうです。

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充電ではOPPO独自の技術をさらに強化した「SuperVOOC 2.0」を搭載。65Wの超高速充電が可能です。大容量のバッテリーをわずか38分で満充電にできるとしています。バッテリーを2分割して搭載し、それぞれ5V/6.5A給電して実現しています。

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チップセットはクアルコム製の最高級品「Snapdragon 865」を搭載。メモリは高速なLPDDR5規格を採用し、ストレージもUFS 3.0の規格品を搭載します。microSDなどの外部ストレージには非対応です。上位モデルのFind X2 Proは12GB RAM(メモリ)+512GB ROM(ストレージ)という構成。Find X2は12GB RAM+256GB ROMとなっています。

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OSはAndroid 10で独自のインターフェイス「ColorOS 7.1」を搭載。5Gでサポートする周波数帯はいわゆる「サブ6」の一部で、ミリ波帯はサポートしません。SIMはnanoSIMスロットを1基のみ装備します。Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/ac対応で、2×2MIMOをサポートします。NFCも搭載します。

ボディはIP68相当の防水・防塵仕様。外部端子はUSB Type-C形状でUSB 3.1をサポートします。背面のカラバリはFind X2 Proがセラミック素材のブラックとヴィーガンレザー素材のオレンジの2種類。Find X2はセラミック素材のブラックとガラス仕上げの青系色オーシャンの2種類となっています。

価格はFind X2 Proが1199ユーロ(約14万2000円)、Find X2が999ユーロ(約11万8000円)です。

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Find X2は総じて基礎体力を高めてきたフラッグシップモデルと言えます。全般的に性能を強化したことで5Gの高速通信を存分に活用できるスマホに仕上げていますが、前モデルFind Xの"飛び出すカメラ"のようなチャレンジングな技術はなりを潜め、優等生的なスマホという印象を受けます。ただし、ほとんどのノートPCよりも高速な急速充電はOPPOならではの特長と言えるでしょう。

なお、OPPO Japanによると、Find X2/Find X2 Proの日本での展開は「発表時点では全くの未定」としています。

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