AnTuTuベンチマークがGoogle Playから削除。AnTuTuは誤解によるものだと反論

不正企業の関連会社疑惑

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年03月10日, 午後 04:20 in android
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AnTuTu
Androidで人気の高いベンチマークアプリAnTuTuが、Google Playから削除されました。記事執筆時点でAnTuTuベンチマークやAnTuTu 3DBenchなど、関連アプリがすべて見つからなくなっています。AnTuTuによると、これは「Googleの誤解によるもの」とのことです。

Googleは2月末、Googleのポリシーに違反している約600個のアプリをGoogle Playから削除したと発表しました。その直後、悪質なコードやポリシー違反を指摘されていた中国Cheetah Mobile関連のアプリがGoogle Playから消えたのが見つかっており、この一連の削除に関連して、Cheetah Mobileのアプリも削除されたと考えられます。

そして、AnTuTu Benchmarkのプライバシーポリシーが、このCheetah Mobileのサイトにリンク。さらにAnTuTuの会長/マネージャーに、Cheetah MobileのCEOであるFu Sheng氏が就任しており、両社が関連会社と判断するには、十分な状況になっていました。実際、AnTuTuはGoogleから、Cheetah Mobileの関連アカウントの1つとしてGoogle Playから削除したとの連絡を受けたとのことです。

AnTuTu
▲AnTuTuのサイトでは直接apkがダウンロードされるように

これに対してAnTuTuは、Android Policeへの声明の中で、Cheetah Mobileとは無関係だと主張しています。とはいえ、完全に無関係なわけではなく、Cheetah Mobileは2014年にAnTuTuに出資しており、株主の1つとなっていました。ただし、AnTuTuは独立した会社運営を行っており、Google Playでも独自のアカウントとして運営しているとしています。

Googleが関連会社として判断した要因であるプライバシーポリシーへのリンクは、Cheetah Mobileから法的サービスを購入して使用しているためで、現在、サプライヤーの変更を含め、取り組んでいるところとのこと。

また、Fu Sheng氏が会長に就任しているのは、投資家の要件によるもので、株式が一定の割合になると登録書類の変更を要求するのは、中国企業ではよくあることだとしています。実際には、Fu Sheng氏はAnTuTuの運営には参加していないとのことです。

この主張をもって無関係だとするのは、少し厳しいものも感じますが、AnTuTuはGoogleができるだけ早く誤解を解くのを願っているとしています。

非常にメジャーであり、スマートフォンの性能を比べる基準として使いやすいものだけに、早めに復帰してほしいところではありますが、それには時間がかかるかもしれません。

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