パンツァードラグーンVR 発表。サターンの初代・ツヴァイ・AZEL三部作を追体験

晴れて正式に

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2020年03月10日, 午後 08:50 in vr
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Panzer Dragoon VR

ドラゴンに乗って飛ぶシューティングゲーム『パンツァードラグーン』発売25周年の今日、VR新作『パンツァードラグーン Voyage Record』(仮)が発表を迎えました。

セガサターンで発売された初代『パンツァードラグーン』、続編『パンツァードラグーン ツヴァイ』、そしてRPGになった『AZEL - パンツァードラグーンRPG -』からさまざまな場面をエピソード形式で再現し、VRで三部作を追体験できるとうたう作品です。


パンツァードラグーンといえば、第一作を最新のハードウェア向けにリメイクした新作『Panzer Dragoon: Remake』もPCやニンテンドースイッチやStadia向けに発売予定ですが、今回発表された『Panzer Dragoon Voyage Record』(仮タイトル、以下VR)はまったく別の作品です。

オリジナルのパンツァードラグーンの生みの親として知られるのは、当時セガで開発を担当したチームアンドロメダのプロデューサーであり、後にマイクロソフトで『ファントムダスト』などを送り出した二木幸生氏。

二木氏はみずから設立したグランディングで、パンツァードラグーンっぽい別のゲーム『クリムゾン・ドラゴン』を開発していました。またグランディングといえば、おなじくセガの人気ゲーム『スペースチャンネル5』をVR化した新作『スペースチャンネル5 あらかた☆ダンシングショー』をPSVR向けに発売したばかり。

ではパンツァードラグーンVRもうららに続いて、オリジナルのスタッフが手掛けるのか?と早合点してしまいそうになりますが、本日発表されたVRはグランディング開発ではなく、二木幸生氏もかかわっていません。開発・販売は、セガからライセンスを受けた株式会社ワイルドマン

そう、Oculus Riftの登場で大勢が人生を踏み外したり狂わせたりした VR界隈で著名な野生のあの人です。

ゲーム特化の広視野角VRヘッドマウントディスプレイ Oculus Rift、初日で70万ドルをクラウド調達(2012年)




(2014年の「VRドラゴンシミュレータ」プロトタイプ)

ワイルドマンの渡部氏は、もともとパンツァードラグーン シリーズの大ファン。2012年には、二木幸生氏がXboxのKinectセンサ向け飛行体験シューティングとして開発していた『クリムゾン・ドラゴン』に期待するあまり、ソニーのヘッドマウントディスプレイをかぶり、ロデオマシンJOBAに乗って騎竜感覚を自主的に得ようとしていたという、現在のVR時代より前から「パンツァードラグーンを全身で体感する没入体験」を志向していた実にアレな人物です。

その後はVRでパンツァードラグーンをやりたくて作りました!が直球で伝わるVRゲーム ガンナーオブドラグーンをコツコツと作り続け、インディーゲームとしてさまざまな賞を受賞していました。

古典的名作が好きすぎて勝手にリスペクト作品を作っていたら、晴れて正式にライセンスを得て新作になったという、ゲーム界で稀にある幸福なパターンのゲームといえます。

VRで叶えた、飛竜を駈る夢の実現 Made with Unity(開発者インタビュー)


『パンツァードラグーン Voyage Record』(仮)は2020年度発売予定。価格は6900円+税、対応プラットフォームは今後発表予定。

三部作のどの場面をVR化するのか等も今後の発表待ちですが、開発者当人によれば歴代の主人公やライバルの乗騎 ブルー・ラギ・プロトタイプ・ガーディアン・アトルムは登場するとのこと。

リメイク共々VRが爆売れしてパンツァードラグーンのルネサンスが訪れた暁には、ぜひ中興の祖として「ぼくのかんがえた最強のパンツァードラグーン完全新作」を手掛けてほしいところです。

 
 

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