折りたたみiPhoneが実現?アップルが2つの画面をニコイチ特許申請

iPad2枚を繋げられると便利そう

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年03月11日, 午後 03:10 in apple
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Duo
Microsoft

すでに折りたたみスマートフォンは各社から発売されていますが、これまで折りたたみ部分にできる折り目や故障しやすさに対して、決定的な解決策は出されていないとの見方もあります。

そんななか、アップルが折りたたみ式のiPhoneやiPadを開発するための、より実用的なアプローチを示唆する特許を申請していることが明らかとなりました。アップルの「複数の電子デバイスを備えたシステム」という特許出願は、要はiPhoneやiPadなど2つの電子デバイスの画面をつなげて、1つのビデオウォール(複数のモニターにより1つの大きな画面を構成する)にするアイディアです。特許文書には、そうしたデバイスを収容して1つの機器として扱える、iPadスタイルのスマートカバーも例示されています。
Foldable
まず第1の電子デバイスはセンサー測定値などの情報により、第2のデバイスの端が隣り合ったことを検出。それに応答して2つのデバイスは、それぞれが個別に動作する「独立動作」モードから、互いのリソースを共有する「共同動作」モードに移行するとのことです。

この「共同動作」モードでは、画像は2つのデバイスのディスプレイ全体に広がり、各デバイスのスピーカーはオーディオの異なるチャンネル再生に使用され、それぞれのカメラとセンサーも互いに連携できるという具合です。

そして画面の位置合わせには磁石が使われ、様々な方向で2つのデバイスを合体したまま保持しておくことも想定されています。平面にして1つの広い画面としても使えるし、斜めに角度を付けても安定した配置ができるわけです。

折り曲げられる1枚のディスプレイではなく「2枚の独立したディスプレイによりニコイチ」という方法論は、マイクロソフトのSurface Neo/Duo(2枚がヒンジでつなぎ合わされていますが)やLG G8X ThinQと同じアプローチと言えます。たしかにディスプレイ間にすき間はできるものの、普段使いの耐久性も満たせると思われます。

アップルのような大企業は毎週のように特許を申請ないし取得しており、そのうち実用化にこぎ着け、製品に反映されるものはごく一部に過ぎません。今回の特許も、研究開発段階やアイディアのみで終わる可能性もあります。

とはいえ、すでにLG G8X ThinQも実際に発売されて、2画面による圧倒的な情報量や複数のアプリを同時に開いての仕事のしやすさが好評を博しています。独立したハードウェア製品が登場しなくても、たとえば「iOS/iPadOS機器を2つ繋げて1画面」が実現できれば、iPhoneやiPadの2台持ちユーザーが増えるのかもしれません。

 

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