アップル、イタリアの全店舗を閉鎖。他地域でもAirPodsやApple Watch試着を自粛との噂

試着自粛は他の企業にも広がりそう

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年03月12日, 午後 09:15 in AppleRumor
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HONG KONG, CHINA - FEBRUARY 14, 2020: An Apple employee seen assisting a client at the American multinational technology company Apple store in Hong Kong.
アップルは11日(現地時間)、イタリアでの新型コロナウイルス感染が拡大しているため、同国内の全Apple Store店舗を臨時休業すると発表しました。同社のイタリア向け公式サイトによると、現在実施されている予防的健康対策に沿って、小売店はしばらく閉鎖されるとのことです。イタリア政府はウイルス感染拡大が止まらない事態を重視して10日には個人の移動制限を発動し、さらには全土で店舗閉鎖(食料品店や薬局、銀行、郵便局等を除く)を指示しており、その動きに沿った対応と思われます。

さらにAppleはBloombergのMark Gurman記者を介して、閉店に関する公式声明を発表しています。そこではCOVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大の封じ込めと管理を支援し、自社が仕えているコミュニティに属する全ての人々の健康や安全を優先するものとして、イタリアでの閉店に至ったと説明されています。
さらに「この困難な時期には、Appleのサポートが必要になる可能性があることを理解しており、オンラインストアだけでなくオンラインサポートと電話サポートも引き続きお客様に開放されるようにしています。状況を注視し、できるだけ早く店舗を再開することを楽しみにしています」とも述べられています。

こうしたイタリアでの全店閉鎖に加えて、アップルが従業員向けに、Apple WatchやAirPodsの試着を顧客に提供しないよう指示しているとの噂も報じられています。

米Business Insiderに寄せられた匿名情報筋によると、アップルは現在進行中のコロナウイルスの流行に対応して、一部の店舗でApple Watchの試着を縮小しているとのことです。Apple Storeの従業員は、Apple WatchやAirPodsなどを試用するよう顧客に勧めず、要求があった場合のみ試着させるよう指示されていると述べられています。

つまり試着は完全に禁止されておらず、お客がAirPodsまたはApple Watchの試着をしたいと明確に求めてきた場合は応じる必要があるということです。「あくまでアップル側が勧めたわけではなく、顧客がそう求めたから」という体裁を整えているのかもしれません。

たしかに昨今の状況では、誰が触ったか分からないウェアラブル製品を試着するのは、感染を招きかねない行為とも言えます。アップルのみならず、今後は他社の店舗でもウェアラブル製品の試着は自粛、ないし「お客から要求があった場合のみ」試せるというルールは広まっていきそうです。

 
 

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