TikTok、米国内にトランスパレンシーセンター開設。スパイ疑惑払拭が狙い

ソースコードの開示も行われる予定

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年03月12日, 午後 01:30 in security
0シェア
FacebookTwitter
TikTok
人気の動画共有サービスTikTokが、米国のロサンゼルスオフィス内にトランスパレンシー(透明性)センターを開設すると発表しました。外部の専門家がコンテンツの管理方法や運営ポリシーなどを直接評価できる施設になるとのことです。
米国では軍関連機関や運輸保安庁において、機密情報漏洩防止の関連からTikTokの利用が禁止されています。これは同アプリが中国産であり、中国政府に対して情報開示が行われる可能性があるとの懸念が持たれてのことですが、トランスパレンシーセンターの開設はこうした懸念を払拭するのが狙いです。

TikTokの開発元であるByteDanceは今後、同センターを拡張して、ソースコードや独自のセキュリティ対策も共有できるようにするとしています。



ただこのトランスパレンシーセンターの運営・機能に関しては、外部の専門家はどのように選ばれるのか、具体的に何を監査できるのかなど、まだ不明なことが多いのが実情です。

TikTok側は、オブザーバーが有意義なフィードバックを提供できるフォーラムとして機能することを期待しているとのこと。また、自分たちのシステム、ポリシーおよび慣行に問題がないわけではないことも認識しており、継続した改善に取り組んでいくともしています。

なお、トランスパレンシーセンターは5月上旬に開設。その責任者には、米国空軍や国防総省などでの勤務経験もあり、30年以上サイバーセキュリティに関わってきたRoland Cloutier氏が務めるとのこと。Clousier氏は、3月初めに最高情報セキュリティ責任者としてTikTokに加わっていました。

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: business, entertainment, internet, privacy, security, TikTok, tomorrow, transparency center, US
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents