アップル、中国の全店舗を営業再開。新型肺炎のピーク過ぎ

一方イタリアでは全店舗を臨時休業

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年03月13日, 午後 04:00 in apple
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CHINA-CORONAVIRUS-ECONOMIA
AP Photo/Mark Schiefelbein

アップルは新型コロナウイルス感染拡大の影響により中国の店舗を一時休業していましたが、それら全店舗を12日(現地時間)から営業再開しました。同社は2月1日に中国での店舗閉鎖を発表し、当初は9日に再開予定と述べましたが、結局は延期されていました。

その後、米CNBCが今週(3月9日~)時点で中国にある42店舗のうち38が再開したと報告。さらに米Bloombergが、42店舗全てを再開したと伝えているしだいです。休業が続いた天津の3店舗、蘇州の1店舗が新たに加わったかっこうです。

実際、アップルの中国向けサイトでも全店舗の再開が告知されています。
中国の国家衛生健康委員会は12日の記者会見で「感染のピークは過ぎた」との認識を示しています。2月上旬には連日、3000人を超えるペースで新規の感染者が増えていましたが、11日には新たに15人の感染が確認され、1日当たりの感染者は5日連続で50人を下回ったと発表されています。

アップルは2月中旬、新型肺炎の影響のために第2四半期の売上高予想を達成できないと発表していました。実際、小売店の一時休業と工場操業を再開する困難さがあいまってiPhoneの販売を急落させており、2月中の中国での売上は約50万台を下回ったとのデータも出ています。この数字は、前年同期比で60%もの減少となります

その一方で米国では新型コロナウイルスの感染者が急増しており、アップル直営店舗にも影響が出ています。全店舗の従業員に在宅勤務を推奨して通常の賃金支払いを約束するほか、店舗への出勤が必要な従業員向けにはディープクリーニングの徹底や人と人との間の空間を最大限に広く取るといったルールを設けるという具合です

さらに政府が全土で店舗閉鎖を指示した(食料品店や薬局、銀行、郵便局等を除く)イタリアでは、全Apple Store店舗が臨時休業とされています。主要なサプライチェーンのある中国で感染がピークを過ぎたと見られ、iPhoneの供給不足は解消されそうですが、販売面では逆風がしばらく続きそうです。

 
 

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