無償提供のLINEヘルスケアで医師に新型コロナウイルスの相談をしてみた、室山代表取締役が語る「不安」のケア

LINEの英断が素晴らしいです

世永玲生(Reo Yonaga)
世永玲生(Reo Yonaga)
2020年03月16日, 午後 04:59 in line
0シェア
FacebookTwitter
Corona

こんにちは!世永玲生です。

LINE上で展開している「LINEヘルスケア(β版)」が、3月11日からサービスの無償提供と、新型コロナウイルスに関するオンライン健康相談の対応を開始しました。

LINEヘルスケアとは、チャットベースで医師に健康にまつわる相談ができるサービスです。利用方法としては、基本的な健康情報を登録して、テーマや診療科から医師を選択して健康に関する悩みを相談できます。

相談方法2通りあり、30分間リアルタイム相談「いますぐ相談する」と、投稿した質問に対して後ほど回答を受け取る「あとから回答をもらう」があります。通常の利用料は「いますぐ相談する」が2000円(税込)/30分、「あとから回答をもらう」が1000 円(税込)/48時間、1000文字まで)となっています。

今回の取り組みは経済産業省が実施する健康相談窓口の支援事業に採択され、無償で提供することとなりました。設置期間は3月11日から3月31日までで、新型コロナウイルス感染症に関する内容以外の内科・小児科・産婦人科などに関する相談もできます。

本記事では、LINEヘルスケアで新型コロナウイルスについて相談してみたレポートと、LINEヘルスケア代表取締役 室山真一郎さんにオンライン取材した模様をお届けします。

まず相談してみた

まずは、リアルタイムでの相談をしてみました。

CoronaLINE

▲使い方は簡単こちらのURLから。

相談する医師を選択し、各種情報や、相談する内容を登録し相談するだけです。内科医や呼吸内科医だけではなく、精神科や皮膚科といった様々な医師に相談可能です。

健康相談も可能ですし無料になったばかりで、今すぐ相談可能な方も多かったので、対策について事前に質問を用意し、手早く聞いてみました。


CoronaLINE
CoronaLINE
▲気になっていた解熱剤の選定。

CoronaLINE
CoronaLINE▲マスクの利用。*筆者は喘息持ち

CoronaLINE
CoronaLINE▲もし、微熱や咳が出るようになった場合の質問に、明確な答えを返してくれました。

数分で僕の心配事は全て解決しました。

CoronaLINE

▲利用後は満足度調査とアンケートがあるので、是非協力をしましょう。

代表取締役にオンライン取材

さて、新型コロナウイルスの対策は「医療崩壊対策」が重要だと言われています。また、病院に相談に行くことでの患者との接触の危険性も避けたほうが良いと言われてます。


ですが、このご時世、咳が止まらなかったり、高熱ではないものの、微熱が続いたりと何かしらの症状があれば不安になるものです。これらを引き受ける窓口として、LINEヘルスケアのこの英断は本当に素晴らしいと思います。では、LINEヘルスケアの室山真一郎代表取締役へのオンライン取材の模様をお届けします。

ーーLINEヘルスケアのサービスを提供しはじめたきっかけを教えてください。

室山(以降敬称略)
LINEヘルスケアは「あなたと医療を最適な距離に」をミッションと掲げています。人々が日々の健康や身体に関する悩みを持っています。まず最初にご相談いただける場所になりたいと思い誕生しました。

完全にスマホ上で医師による診察・診断ができる「オンライン診療」を実現するにはまだ法律やガイドラインの規制緩和を待つ必要があります。しかし、私達LINEにできることからという思いで、医師のアドバイスを提供するサービスとして開始いたしました。

ーー新型コロナウィルスにに対する御社の取り組みや姿勢などを教えてください。

室山
今回の新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、LINEおよびLINEヘルスケア、厚生労働省が連携してダイヤモンド・プリンセス号の乗客皆様に医療相談サービスをお届けするなど、様々な協力をして参りました。

今般、日本においても感染拡大が新たなフェーズに入り、水際での感染拡大防止のみならず、一定程度かつ指数関数的な感染拡大が不可避となっています。

LINEヘルスケアとしては「感染予防や治療に必要な情報の提供」と「ユーザーの健康に対する不安の解消」という、2つのミッションを同時に実現する必要があると考えています。

そして、国や社会として感染の急拡大による医療キャパシティの崩壊を防ぎつつ、外出の自粛や感染可能性のある場所へ近づかないように。という勧告を受け、新型コロナウィルス感染拡大の懸念等を解消するために経済産業省が提唱された遠隔健康相談事業にLINEヘルスケアとして全面的にご協力をさせていただくことといたしました。

LINEヘルスケアとしてご提供できるのはあくまでもオンラインでの医師による健康相談、という範囲に限定されたものではあります。しかし、人々がなにか健康に不安があった際に「まずはお医者さんにLINEする」ことにより、その内容に基づいて必要な医療ケアを適切に受けられたり、当面の不安を解消したりという安心を提供すると同時に、社会としての医療キャパシティの維持に貢献して参りたいと思います。

ーーお忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。

以上室山さんによるコメントでした。圧倒的な熱量の意気込みですね。必要でない病院への訪問による危険を少しでも減らし、人々の「不安」の受け皿になるこのサービス。本当に素晴らしいとしか言えませんでした。

■健康相談窓口(LINEヘルスケア(β版))
アクセス方法:「LINEアプリ」を起動し、上部にある検索窓で【LINEヘルスケア】と検索
設置期間:2020年3月11日~2020年3月31日
提供時間:24時間(土日を含む)
対応診療科:内科・小児科・産婦人科・整形外科・皮膚科・耳鼻咽喉科
相談方法:以下の2種類のオンライン健康相談が可能
・チャット形式で医師に相談できる『いますぐ相談』 ※予約も可能
・テキストメッセージで詳しく医師に相談できる『あとから回答』
 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: coronavirus, healthcare, line
0シェア
FacebookTwitter