5分で分かる「ドコモ5G」料金まとめ。ギガホに月500円上乗せでLTEも使い放題に

「契約時5Gスマホ必須」だが「持ち込みもOK」

石井徹(TORU ISHII)
石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2020年03月18日, 午後 07:33 in docomo
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ギガホ
NTTドコモが3月25日から開始する次世代モバイル通信「5G」向けの新プランについて、細かい部分を整理します。

■大容量「ギガホ」と段階制「ギガライト」の2プランを踏襲

5G向けの料金プランは、4G LTEの現行プラン「ギガホ」と「ギガライト」の構成をそのままで、2年契約は完全に撤廃。料金は多少変化しています。

大容量の「5Gギガホ」は、基本料とデータ通信料込みで月額7650円(税抜、以下同)から。月間容量は100GBとされていますが、当面の間はキャンペーンとして上限なしで提供されます。

5Gギガホ向けの割引は、以下の3つ

・みんなドコモ割:家族3人以上で月1000円引き
・ドコモ光セット割:ドコモ光回線契約で月1000円引き
・5Gギガホ割:契約から6か月間だけ月1000円引き
・dカードお支払い割:dカード契約で月170円引き

すべての割引を適用すると、6か月間は4480円、その後は5480円になります(スマホの代金は別途かかります)。

ギガホ

ドコモ5Gのスタート当初、5Gギガホはキャンペーンにより利用データ量に上限がありません。当初6か月間のキャンペーン割引を除くと4G LTE向けのギガホより500円高くなりますが、契約期間や月間データ上限が撤廃されるかたちになります。

ただしキャンペーンが終了した場合、月間のデータ制限に達する場合があります(5Gギガホでは月100GB)。その際の上下3Mbpsの通信制限がかかります。これは4G向けギガホの制限(1Mbps)よりもやや緩和されており、YouTubeで480pの動画を観られる程度となっています。

ギガホ

5Gギガライトは段階制プランで、月間の通信が1GB、3GB、5GB、7GBの各段階を超えるごとに2980円〜5980円で料金が変動します。7GB超では128kbpsとかなり厳しい速度制限もかかります。

5Gギガホと5Gギガライトの選択基準はシンプルで、「5Gでそれなりに通信を使う人はギガホ」、「あまり使わない人はギガライト」というかたちになるでしょう。

ドコモの5Gスマホは当初ハイエンド級のモデルだけをラインナップしていますので、『高性能なスマホがほしいけど毎月の通信はあまり使わない』という人向けに5Gギガライトが用意されている格好になります。とはいえ4G向けから踏襲された5Gギガライトの最大7GBの月間容量や128kbpsの通信制限は、5Gギガホと比べると明らかに見劣りする内容と言わざるを得ないでしょう。

■5Gエリア以外では4G LTEに繋がる

ドコモのサービスでは、5Gエリアではサブ6で下り3.4Gbps/上り182Mbps、ミリ波帯で下り4.1Gbps/上り480Mbpsの通信が可能です(いずれも理論値)。

一方、5Gエリアは当初は「スポット的展開」で、人が集まるところなどで集中的に整備されます。現在の4G LTEのように面的な展開が可能になるのは来年2021年後半になるとしています。

この限られた5Gエリアを出た場合。現在の5Gスマホは4G LTEに繋がります。4G LTEでの最大通信速度は機種の性能と基地局の対応周波数により変わりますが、たとえばGalaxy S20+では下り1.7Gbps/上り75Mbpsと4Gでも下り通信は高速で、出先で映画を観る程度の通信ではあまり不自由しないでしょう。

気になるのは4G LTEエリアでも「使い放題」なのかということでしょう。その点は心配ありません。4G LTEエリアも5Gギガホ契約であれば使い放題で利用できます。

■5Gスマホがないと契約できないが、持ち込みもOK

ドコモによると、5Gプランは5Gの購入を条件として契約が可能なプランとなっていて、プランだけを切り替えることはできません。

ただし、技適取得済みの5Gスマートフォンを用意すれば、ドコモが販売した5Gスマホでなくても5Gプランの契約が可能です。他キャリアの5GスマホをSIMロック解除したものや、HUAWEI Mate 30 ProのようなSIMフリーの5G対応機種での利用が想定されています。

■SIMを差し替えると4Gスマホでも使える?(動作保証外)

5Gプランを契約する際、現在nanoSIMのスマートフォンを使っている場合は、SIMカードの変更なしで5Gプランへの切り替えが可能としています。また、インターネット通信に必要な「APN」の設定もこれまでの4Gスマホ向けと同様の「spモード」が用いられています。

つまり、nanoSIMが使えるスマホであれば、4G LTEスマートフォンでも5Gの通信が"使えてしまう"可能性があります。ドコモでは5GプランのSIMを他のスマホに差し替えて使うのは動作保証外としています。

■5Gギガホ「使い放題」はいつまでなのか

ドコモでは5Gギガホの容量無制限について、キャンペーンとして当面の間提供するとしています。その理由についてドコモの吉澤社長は「ネットワーク設備への影響を見極めるため。設備に支障が生じるようであればキャンペーンは終了する。問題ないと判断すればタリフ(通常プラン)化する」と説明しています。

つまり、ドコモとしては容量無制限を軸としたいものの、容量制限を撤廃することで影響が予想できないため、保険として「キャンペーン」の体裁をとっているということでしょう。

4G LTE向けの「ギガホ」でも当初は月間容量30GBだったプランが他社対抗のため同料金で60GBに倍増する「キャンペーン」が実施されています。

 

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