サムスン、フラッグシップスマホ向け512GB eUFS 3.1チップの量産を開始

100GBを1.5分で転送可能に

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年03月18日, 午後 04:50 in mobile
29シェア
Samsung eUFS 3.1
Samsungは3月17日(現地時間)、ハイエンドスマートフォンで利用される512GB eUFS 3.1規格のストレージチップを量産開始したと発表しました。従来の512GB eUFS 3.0と比較し、3倍の書き込み速度を実現したとのことです。

新しいチップでは、シーケンシャルな読み込みは2.1GB/sでeUFS 3.0と変わりませんが、書き込みでは1.2GB/sと1GB越えを達成しました。ストレージの性能指標の1つである、1秒当たりのI/Oアクセス数を示すIOPS(Input/Output Per Second)も、ランダムな読み込みと書き込みでそれぞれ10万IOPS、7万IOPSに強化されています。

これは、SATAベースのPCの2倍以上の速度(540MB/s)となっており、スマートフォンにこれほどの性能が必要なのかとも感じます。しかし、この速度があれば、今後増えてくるであろう8K動画をバッファリングなしで保存が可能になります。また、100GBのデータも1.5分で転送できます(UFS 3.0ベースでは4分以上かかるとのこと)。

なお、512GBに加え、256GBと128GBにも取り組んでいるとのこと。512GBを搭載するスマートフォンは上位モデルとなることがほとんどですが、今後128GBでもeUFS 3.1が採用されると、手が届く下位モデルでもストレージ速度のメリットを享受できるようになりそうです。もっとも8K動画の保存や大容量データの高速転送で使うには、容量不足となるかもしれませんが。

TechCrunch 注目記事「新型コロナの影響で自宅待機中のTechCrunchスタッフを熱中させているもの

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

TechCrunch Japanへの広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com まで。媒体概要はメディアガイドをご覧ください。

29シェア