NASCAR、中止レースの放送枠をプロレーサー参戦のeSportsシリーズで代替へ

アーンハートJr.、ボビー・ラボンテら大スターも出場予定

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年03月20日, 午後 12:30 in Gaming
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NASCAR Darlington Xfinity Auto Racing
アメリカンモータースポーツの代名詞とも言えるストックカーレースのNASCARシリーズとそれを放送するFOX Sportsが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で中止になったレースをeSportsで埋めるべく準備を急いでいます。

これは、NASCARの3つの選手権(Cupシリーズ、Xfinityシリーズ、ガンダーRV&アウトドアーズ・トラックシリーズ)からプロドライバーが招集されるとのことで、デイル・アーンハートJr.、ボビー・ラボンテ、カイル・ブッシュ、デニー・ハムリンらスター選手の参戦が期待されます。このeSports企画に協力するのはレーシングシミュレーターとして高い人気を誇るiRacing。iRacingはオンラインで様々なカテゴリーのレースシリーズを開催するなどeSportsとしての活動が活発で、iRacing Japan League(iRJL)のように日本人ばかりが参戦しているシリーズもあります。

NASCARとFOXは、まずは3月22日に「FOX NASCAR iRACING」と題した90分の特番を予定、シミュレーター上に再現されたホームステッド・マイアミスピードウェイでレースを行うとのこと。この番組には解説としてこれまた名ドライバーのジェフ・ゴードン選手が抜擢されました。

またこの企画はバーチャルなレースを行うものですが、FOX Sportsエグゼクティブプロデューサーは、開催に当たっては「安全な作業環境を維持するために、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のガイドラインに従っておこなう」と述べています。


先週末にはF1の開幕戦とインディカーの開幕戦という2大人気シリーズが開催直前にキャンセルを発表してファンを失望させた一方で、急遽週末のレースに出場予定だったプロドライバーも参加して行われたeSports大会が、あらゆる種類のeSportsを上回る視聴数を叩き出しました

これにはリアルでもゲームでもマシンの操作方法が基本的に同じで、慣れの差こそあれプロがゲームに参加しやすい点が良い方向に作用したかもしれません。マックス・フェルスタッペン選手やランド・ノリス選手のように、新世代のドライバーのなかには、普段から自宅でオンラインレースを趣味のひとつにしている例もあります。

ゲームのジャンルによってはeSportsはまだまだマイナーな競技ですが、先週のF1や今回のNASCARのようにプロ選手も出場する大会が行われれば、一般の視聴者がeSportsの楽しみに触れ、ファンへ拡大にもつながる可能性はありそうです。


 
 

 

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