ソニー、プレイステーション5の後方互換を更新。大多数のPS4ソフトは対応見込み #PS5

「発売までに約100本」から「いずれ4000本以上の大多数」へ

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2020年03月21日, 午前 11:03 in ps5
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Sony

ソニーがプレイステーション5の後方互換(PS4互換)について改めて説明しました。

先日の開発者向け技術解説では、主プロセッサ自体にPS4互換モードがあるため後方互換は容易、すでに人気PS4ゲーム上位100本のほぼすべてが動くとの表現でした。

しかし新たに追加された説明では、「上位100本のほとんど」はあくまで途中経過の報告であって、いずれはPS4ゲーム4000本以上の大多数は動くことになると補足しています。




ソニーは3月19日、PS4に続いてPS5のシステム設計主任を務めるマーク・サーニー氏による開発主向け技術解説のなかで、プレイステーション5の主な仕様について説明していました。

PS5のGPUは最大10.3TFLOPS、SSDは超高速+市販品で拡張可。詳細スペック判明

そのなかで後方互換(従来のプレイステーションとの互換性)について触れた部分は、かつてプレイステーション3がPS2互換を実現した手法と、今回のPS5 / PS4互換の差について。

PS3のPS2互換は、PS2のチップそのものを物理的に載せる力技で実現していました。PS3ゲームに寄与しないうえにコストが高く、途中で実チップを外してエミュレーション互換にしたため遊べなくなるゲームが出ると言った弊害があったのは懐かしい話です。

Sony

サーニー氏はこのPS3の反省について、「(互換に物理チップを乗せるのは) 極めて高コスト」と率直に触れた上で、重要なのは漸進的な進歩と革新のバランスであるとして、PS5はPS4のアーキテクチャを発展継承した設計であり、主プロセッサのGPU自体がPS4およびPS4 Pro レガシーモードを備えており、PS3のように「(後から)コスト削減のために取り除く必要がない」としています。

また互換モードであっても、プロセッサの性能は大幅に向上しているため、ソフトによってはフレームレート(秒間のコマ数、滑らかさ)がより高くなったり、安定したり、解像度についてもより高くなる可能性もあります。

ただし、プロセッサのクロック数などが大幅に向上していることから、完全に動作するかどうかはタイトルごとの検証が必要でありホワイトリスト方式になるものの、プレイ時間で判断した人気PS4ゲームの上位100本を調べた結果、PS5発売時にはほぼ全てが対応するだろうと説明していました。

この動画の公開後、「発売時までに上位100本のうちほぼ全て」ということは、数千本あるPS4ゲームのそれ以外は未検証で動かないということか?自分が買ったゲームが全プレーヤーの統計的なプレイ時間上位に含まれないなら諦めろということか、互換といってもPS4は手放せないようだといった反応が多く見られました。


今回ソニーが公式Blog上で追記したのは、「上位100本のほぼ全て」は、中途段階ですでに非常に高い互換性が確認できているとの意味であり、実際にはすでに数百本の検証を終えていること、発売までにはさらに数千本を検証し、いずれは4000本以上存在するPS4ソフトのうち大多数は対応することになるだろう、という内容です。

「発売時には100本のほぼ全て」が独り歩きしたことへの火消しであり、プレーヤーにとっては一安心といったところですが、しかし新たな「4000本のうち大多数」については、発売時に間に合うとも、いつになるとも現時点では明言を避けており、互換性については今後も情報を更新してゆくとしています。



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