インディカーもeSportsで延期レース代替へ。ファン交流ありの「Indycar iRacing Challenge」発表

6イベントを毎週開催

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年03月21日, 午後 04:50 in Gaming
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Indycar
新型コロナウィルスの勢力拡大で世界中のモータースポーツイベントが軒並み延期もしくは中止においこまれていますが、F1や北米の人気ストックカーレースNASCARは、公式にレギュラードライバーが参加するeSportsシリーズを立ち上げ、ファンにエンターテインメントを提供しようとしています。そして、その流れにまたひとつメジャーなシリーズが加わります。

米国のオープンホイールレース、インディカーは、iRacingと提携して「Indycar iRacingチャレンジ」を開催すると発表しました。F1やNASCARの例にならい、現役インディカードライバーがオンラインでバトルを繰り広げます。このeSportsイベントは発表時点では6戦が予定されており、1レースあたり1時間30分から2時間のレースになります。初戦は日本時間で3月29日の午前6時から。以降も5月3日の第6戦まで毎週開催され、その模様はIndycar.comのほかYouTubeとFacebook Live、さらにTwitchのiRacingページでストリーミングされます。
他のeSports化したリアルレースカテゴリーと違うところは、日本時間5時15分から、一部参加者を対象とした15分間の"バーチャルサイン会"が行われるところ。バーチャルサイン会がどんなものかは詳しい説明がありませんが、ファンサービスを大事にするインディカーらしい試みになりそうです。なお、レース前には予選セッションも行われます。

なお、3月29日早朝のレース会場はファン投票で決定するとのことで、Indycar公式のInstagram、Twitter、Indicar公式サイトで投票が受け付けられています。記事執筆時点では、8つのコースが提案されており、ファン投票によるトーナメント方式で最終的に勝ち残ったコースでレースが行われます。

第2戦以降に使用されるコースは4月4日がBarber Motorsports Park、4月11日が現役ドライバーが選出する「Driver's Choice」コース、4月18日は無作為に選び出した「Random Draw」コース、4月25日はF1 USA GPの舞台でもあるCircuit of The Americas(COTA)、そして5月2日の最終戦(現時点)は、インディカーが走ったことのない「Dream」コースとなっています。

なお、iRacingを使用するこのIndycar iRacingチャレンジでは、ドライバーはそれぞれ自車のリバリーを自由に設計できるものとされます。スポンサーロゴの露出を考慮して、現実とおなじカラーリングにするも良し、eSports専用の特別リバリーにするも良しと言ったところでしょうか。またマシンは2020年より導入されたドライバー保護装置Aeroscreen装備の姿で用意されるとのこと。「F1 2019」を使用するため昨年型マシンしか用意できないF1のeSportsイベントよりも一歩進んだ対応は、ファンに届けられなかった2020年シーズン開幕の雰囲気をさらに高めるかもしれません。

ちなみに先週F1の開幕戦が中止になったことで開催されたeSportsイベント「The Race All-Star Esports Battle」には、2019年インディ500レース王者シモン・パジェノー選手をはじめとした現役インディカードライバーも複数参加していました。F1ではマックス・フェルスタッペン選手やランド・ノリス選手ら若手がeSportsにも高い適応力を発揮していますが、インディカーでもフェリックス・ローゼンクヴィスト選手、コルトンハータ選手ら若手陣がゲーマー参加者らを相手に善戦していたが印象的でした。

 

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