「Siri、私は新型コロナウイルスに罹ってる?」米国向け問診サービス開始

日本でも提供を期待したいところ

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年03月23日, 午後 01:00 in apple
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アップルが音声アシスタントSiriを更新し、新型コロナウイルスへの感染を懸念するiPhoneユーザーに問診的なサービスを始めたことが明らかとなりました。米CNBCによると、先週の土曜から同社は「ヘイSiri、私はコロナウイルスに罹っていますか? (Do I have the coronavirus?") 」といった問いかけをしたユーザーに、段階的なアンケートを提供開始したとのことです。
具体的にはSiriは発熱や、乾いた咳、息切れなど、病気の兆候があるかどうかを質問。その上で極端な、または生命を脅かす症状がある人には、911(緊急通報番号)への電話を検討するよう勧めるとされています。

またそれ以外の場合は、Siriは家にいて他の人との接触を避けるように指示し、もしも症状が悪化した場合は医療従事者に連絡するよう推奨。それと合わせてApp Storeの遠隔医療アプリへのリンクにも誘導するとのことです。先週アップルは新型コロナ関連アプリの配布を「社会に認められた組織」のみに制限して、健康と安全に関する情報の信頼性を確保するよう努めていると発表していました。

アップルはCNBCの問い合わせに、Siriによる回答は米公衆衛生局(PHS)と米国疾病管理予防センター(CDC)から提供されたものだと述べています。ただし本サービスは米国のユーザーのみを対象としており、今後これが他の地域にも提供拡大されるのかは不明とされています。

同社は米国向けのApple MusicおよびiTunesでも、ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策タスクフォースからの動画(社会的距離や感染拡大を遅らせる方法を1分弱で説明するもの)を宣伝しています。さらにティム・クックCEOは何百万もの工業用N95マスク(微粒子用マスク。感染症から医療従事者を守るものとされる)を米欧の医療従事者に寄附したとも発表しました

感染症についての正しい知識を広めつつ、金銭や物資的にも医療インフラを支援するアップルの戦いは、今後も息長く続いていきそうです。

 
 

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関連キーワード: apple, coronavirus, COVID-19, health, iphone, siri, voiceassistant
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