iPad Pro (2020) 実機レビュー。Magic Keyboardの前にTrackpadで感動体験

10年越しで完成の域に達したポストPCの姿

矢崎飛鳥
矢崎飛鳥, @ACCN
2020年03月24日, 午後 09:30 in IpadPro
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初代iPadが発売されてから10年の節目に当たる記念すべきタイミングで投入された新モデルは、Proの名を冠したハイエンドモデル。Wi-Fi版の最小構成は128GBからとなり(前モデルは64GB)11インチで8万4800円から、12.9インチで10万1800円から(いずれも税別)と、それぞれ前モデルより5000円安くなっています。消費税は上がっていますが。

初代登場から早10年

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▲初代iPadはWi-Fi版16GBモデルが4万8800円からでした。この10年でシリーズ累計5億台を出荷、タブレット市場で10年連続売上ナンバーワン、顧客満足度もトップを維持し続けている超人気端末です

Apple Pencilやキーボードカバーが(最初に)使えたiPad Proは2015年10月に12.9インチが、2016年3月に9.7インチのモデルが登場。2017年の5月に12.9インチは第2世代へ、そして9.7インチのProはなくなり10.5インチのProが登場しました。この辺りからサイズ違いで世代表記が合わなくなってくるのですが、今回の新モデルは2018年10月に発表されたホームボタンのないiPad Pro 11インチおよび12.9インチの後継機。11インチは第2世代、12.9インチは第4世代となりますが「2020年に出たPro」と言えば、全世界で通用するでしょう。

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▲iPadシリーズの現ラインアップ(2020年3月24日現在)。iPad Airの筐体は元々iPad Pro 10.5インチだったり、iPadは2世代前のAirの筐体だったり、miniは数年ぶりに復活したりと一家そろってドラマに満ちておりますが、全部忘れてくださって大丈夫です......と言わんばかり

iPad Pro(2020年モデル)を開封

さて、3月25日の発売に先駆け、短い期間ですが新iPad Proの実機に触れる機会がありましたので、インプレッションをお届けします。

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▲12.9インチのセルラー版スペースグレイ1TBモデルで、お値段のほうは17万6800円(税別)となります。ほとんどの方はここまで盛り盛りにされる必要ないかと思います

外観をチェック

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▲といっても板をひっくり返すまで前モデルとの違いはございません。ベゼルがスペースグレイ、シルバー共にブラックとなっているのがPro以外のiPadシリーズと異なります

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▲背面。カメラの件はちょっと引っ張らせてください。セルラー版は下にもラインあり。3つの点はスマートコネクター、純正キーボードとの接点になります

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▲セルラー版のナノSIMスロット。もちろん、eSIMも内蔵しています

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▲6ミリを切る厚みは、特に12.9インチだとインパクトあります。スマホ以下ですからね。中央はApple Pencilがマグネットでピタッとくっつく部分です

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▲充電&初回のペアリングも行ってくれます。Apple Pencilは第2世代が対応。くっつきませんが、ロジクールのクレヨンも利用可能です

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▲下側面に充電やデータ転送を行なうUSB Type-C接続端子を搭載。Lightningは使えません

2018年モデルからの進化点は?

最安モデルが128GBからになった以外に、グラフィックスプロセッサーが7コアから8コアに増えたA12Z Bionicに(2018年モデルはA12X Bionic)、無線がWi-Fi 6(802.11ax)対応になっという進化点が挙げられますが、最も注目すべきは背面カメラ。超広角カメラと3D認識用のLiDARスキャナーが備わりました。


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▲iPhone11シリーズとデザインに統一性を持たせています

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▲広角レンズは2018年モデルと同等。そこそこ寄れるし画質は十分。ポートレートは引き続きインカメラのみ対応です

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▲広角

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▲125度視野角の超広角。撮影用途以上にLiDARスキャナーと連動したARアプリへの活用を見越した実装と思われます(オフィスに誰もいないのは、そういう時期だからです)

LiDARスキャナーの用途

LiDAR はLight Detection and Ranging(光検出と測距)の略で、光の反射を計測し奥行き情報を得るもの。AR用途向けですが、その機能を実感できるのは現時点では「計測」アプリとなります。

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▲物体の角をより迅速に捉え、正確な計測が行なえます。iPhone版より使いやすいです

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▲人物の場合、カメラを向けるだけで身長を表示してくれます。ちなみに、正確な値です。シャッターボタンで数値と一緒に保存できるので、なごむくんの成長記録にいいと思います

超広角カメラ+LiDARスキャナーでAR対応アプリの可能性はさらに広がりを見せてくれるでしょう。Appleとしては、ARグラスへの布石という意味合いも大きいはず。

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▲ARで描かれた仮想のオブジェクトが実物の奥や手前にあるといった判断も強化されます。サードパーティ製ARアプリのアップデートが楽しみですね

純正キーボードは2種類

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新しいiPad Proと同時に、新デザイン・新機構でトラックパッドとバックライトを備えたキーボードカバー「Magic Keyboard」が発表されました。こちらの発売は5月と少し先ですので、また時期が来たら改めてレビューをお届けしたいと思います。


従来タイプのキーボードカバー「Smart Keyboard Folio」も発売されました。こちらは2018年モデル用のカメラ穴を2020年モデルに合わせ大きくしたタイプで、Magic Keyboard同様2018年モデルと2020年モデルの両方に対応します。

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▲角度は2段階に調整可能。価格は2万800円(税別)

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▲新たにリンゴマークが施され、のっぺりとした印象がなくなりましたね

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▲ARで表示したMagic Keyboard装着iPad Proと並べてみました。色味や大きさは正確には合っていないと思いますが、およそこのくらいの違い。早く触れたいですな実態に

マウス・トラックパッドに対応

新iPad Proの機能というよりiPadOS 13.4の機能ですが、マウス・トラックパッドに正式に対応しています。従来もアクセシビリティーの設定で指の代わりにポインターとして使うことができましたが、今回の実装はよりPCライクなものとなっています。

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▲BluetoothでMagic Trackpad 2を接続。ちなみに、写真のスペースグレイはシルバーより2000円お高い1万4800円(税別)となっております

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▲一度トラックパッドかマウスを接続すると、設定が新たに出現します。Macのように同時に両方使うこともできます。今回は純正品を用いていますが、サードパーティ製でもBluetooth対応マウス or トラックパッドでしたら問題ありません(多機能なものは制限あると思います)

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▲矢印ではなく、丸いポインターが出現します

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▲MacのMulti-Touchジェスチャのほとんどを利用できるので、マウスよりトラックパッドのほうが感動が大きいですね

場所によってポインターの形状が変わったり、表計算アプリの枠をつまんで大きさを変更するといった細かい動作も完璧にこなせます。画面に指を触れることなく作業できるので、キーボード装着時はタブレットを使っているという感覚を失うかもしれません。

Smart Folioカバーにも新色

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▲純正カバーもSmart Keyboard Folio同様、2018年モデル共用に。こちらは新色のカクタス

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▲ほか、サーフブルーが加わり全5色展開となりました。価格は11インチ用が8500円、12.9インチ用が1万500円(いずれも税別)

続・レビューにご期待ください

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▲新iPad Proの真骨頂はMagic Keyboardあってこそと思いがちですが、しばらくはこのスタイル(Smart Keyboard Folio+Magic Trackpad 2+Apple Pencil)で十分満足できそうです

新iPad Proのより詳細なレビュー、Magic Keyboardの詳報も続々掲載してまいります。引き続き、Apple最新情報はEngadget 日本版にご注目ください。

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