iPhone 12 Pro Max(仮)、センサーシフト式手ぶれ補正搭載の噂。2022年モデルはペリスコープ望遠採用か

いよいよカメラ戦争が激化しそう

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年03月24日, 午後 04:30 in iphone
74シェア
camera
今年秋に登場とみられる次期フラッグシップiPhone 12(仮)シリーズに搭載されるカメラについては、これまでも数々の噂が伝えられてきました。

そんななか、ハイエンドの6.7インチモデル(いわゆるiPhone 12 Pro Max(仮))には手ぶれ補正技術としてセンサーシフト式が採用されるとのアナリスト予測が報じられています。この最新予測は、アップルのインサイダー情報で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏の調査ノートに基づいたものです。Kuo氏は、この技術が2021年には2~3の新型iPhoneに拡大採用される見通しも述べているとのことです。

手ぶれ補正技術には何種類かありますが、現在の主流は光学式(レンズシフト式)とセンサーシフト式の2つです。手ぶれの原因は「撮影開始時に撮影素子に届いた光の位置が、最終的に撮影素子に届いた光の位置とズレてしまうこと」であり、2つの技術の目的は、どちらもこのズレをなくす(撮影開始時に届いた光を捉え続ける)ことにあります。

簡単にいえば光学式は、レンズの一部を物理的に動かすというアプローチ。それに対してセンサーシフト式は、ズレた分だけ撮影素子そのものを動かす仕組みです。

そして現在のiPhone 11 Proシリーズは写真と動画の両方に対して光学式手ぶれ補正を搭載していますが、それは広角または望遠レンズを使用しているときのみです。しかしセンサーシフト式は特定のレンズに依存せず、すべてのモードにおいて手ぶれ補正が適用できるため、超広角レンズでも効果が期待できるわけです。

台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesも、昨年末に「2020年にリリースされる5G対応iPhone(iPhone 12)の一部モデルにはセンサーシフト技術が採用」との噂を報じていました。そちらでは6.1インチモデル(iPhone 12 Pro(仮))にも搭載とされていましたが、Kuo氏は6.7インチモデルに限っているのが違いです。

またKuo氏はiPhone2022年モデルにも言及しており、少なくとも1機種にペリスコープレンズが採用されると予測しています。ペリスコープカメラ(屈曲光学系カメラ)とは、レンズやミラーで光軸を曲げることで、スマートフォンのような薄型のデバイスでも高倍率ズームを実現する技術のこと。すでにファーウェイのP30 Proにも採用され、5倍の光学ズームを実現しています。

iPhone 11 Proシリーズでも2倍の光学ズームと最大10倍のデジタルズームが可能となっていますが、光学ズームは撮影品質が保証されるのに対して、デジタルズームはある程度は不鮮明になることは避けられません。もしもペリスコープカメラが採用されれば、望遠時にもいっそうの画質向上が予想されます。

ここ数年、アップルを含めたスマートフォン大手メーカー各社はカメラ性能を競い合っていますが、今後そうしたカメラ戦争がさらに激化するのかもしれません。

TechCrunch 注目記事「新型コロナの影響で自宅待機中のTechCrunchスタッフを熱中させているもの

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

TechCrunch Japanへの広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com まで。媒体概要はメディアガイドをご覧ください。

74シェア

Sponsored Contents