macOS Catalina 10.15.4とwatchOS 6.2配信開始。iCloud Drive共有など新機能追加

今回も日本向けにECG機能は提供されず

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年03月25日, 午後 12:05 in apple
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アップルは25日、macOS Catalina 10.15.4とwatchOS 6.2を配信開始しました。それぞれ新機能が追加されたほか、バグの修正や改善も含まれています。まずmacOS Catalina 10.15.4では、「ミュージック」アプリに曲の進行に合わせた歌詞表示が追加されました。逆に歌詞表示で好きな部分の行をクリックすることで、曲の該当部分にジャンプして再生もできます。この機能はすでにiOS 13およびiPadOS 13では実装されていたもので、これらにmacOSが追いついた形です(以前の歌詞表示はプレーンテキストのみ)。

またmacOS Catalinaの発表当初から予告されていたiCloud Driveフォルダ共有が、ようやく利用可能となりました。本機能を使うと、特定のフォルダにアクセス権を持つ全ユーザーのデバイス間で、ファイルの変更がリアルタイムに同期されます。App Storeでのユニバーサル購入とともに、iOS/iPadOS 13.4と同時リリースとなりました。

そしてwatchOS 6.2では、Apple Watch用Appもアプリ内課金に対応しました。すなわちiOSアプリと同様に、開発者はアプリ内購入やサブスクリプションを提供するApple Watch用アプリを作成して配布できます。

また心電図(ECG)アプリと不規則な心拍数の通知機能がチリ、ニュージーランドおよびトルコで使用できるようになりました。ECG機能はApple Watch Series 4(2018年9月発売)以降ではハードウェア的には内蔵されていますが、日本ではいまだにソフトウェアが提供されていません(おそらく医療機器として認可されていないため)。

以上、macOS Catalina 10.15.4の公式リリースノートは次のとおりです。

macOS Catalina 10.15.4では、iCloud Driveフォルダ共有、スクリーンタイムでの通信/通話の制限、Apple Musicでの曲の進行に合わせた歌詞表示などが導入されます。このアップデートを適用すると、Macの安定性、信頼性、およびセキュリティも向上します。

Finder

  • iCloud Driveフォルダ共有がFinderから可能になります
  • 明示的に参加依頼した人のみにアクセスを制限したり、フォルダへのリンクを知っているすべての人にアクセスを許可したりできます
  • ファイルの変更とアップロードを可能にするか、ファイルの閲覧とダウンロードのみを可能にするか、アクセス権を設定できます

スクリーンタイム

  • 通信/通話の制限により、お子様が通信/通話できる相手と、終日または休止時間中に通信/通話を受けられる相手を制御できます
  • お子様用のミュージックビデオ再生を制御できます

ミュージック

  • Apple Musicでの曲の進行に合わせた歌詞表示を追加。歌詞表示で曲の好きな部分の行をクリックするとそこにジャンプできます

Safari

  • ChromeでのパスワードをiCloudキーチェーンに読み込んで、Safariやすべてのデバイスでパスワードを簡単に自動入力するためのオプション追加
  • タブを複製したり、現在のタブより右にあるすべてのタブを閉じたりできる操作を追加
  • 互換性のあるコンピュータでNetflixコンテンツのHDR再生に対応

App StoreとApple Arcade

  • ユニバーサル購入への対応により、特定のアプリケーションを一度購入するだけでiPhone、iPod touch、iPad、Mac、およびApple TVのすべてで使用できます
  • 最近プレイしたArcadeゲームが"Arcade"タブに表示されるようになり、iPhone、iPod touch、iPad、Mac、およびApple TVでプレイを継続できます

Pro Display XDR

  • 特定のワークフローでのニーズに合わせて、色域、ホワイトポイント、輝度、およびトランスファーファンクションなどの複数のオプションから選択して、リファレンスモードをカスタマイズすることができます

アクセシビリティ

  • 頭部の細かい動きを使って画面上のカーソルを動かすためのヘッドポインタ設定を追加

このアップデートにはバグ修正およびその他の改善も含まれています。

  • DisplayPortまたはHDMIで接続されたHDR10対応の他社製ディスプレイやテレビへのハイダイナミックレンジ出力
  • Outlook.comアカウントを使用したOAuth認証への対応によりセキュリティが向上
  • セカンダリーデバイスでiCloudリマインダーにアップグレードする場合のCalDav移行に対応
  • ダークモードがオンのときにアプリケーション間でコピーしたテキストが表示されないことがある問題を解決
  • SafariでCAPTCHAタイルが正常に表示されないことがある問題を修正
  • "リマインダー"で実行済みのリマインダーについての通知が送信されることがある問題を解決
  • LG UltraFine 5Kディスプレイでのスリープ解除後の画面の輝度に関する問題を修正

一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。このアップデートについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT210642

このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT201222

またwatchOS 6.2の公式リリースノートは、以下の通りとなっています。

watchOS 6.2には、以下の新機能、改善、およびバグ修正が含まれます:

Apple Watch AppのApp内課金に対応

Wi-FiからBluetooth接続に切り替えると音楽の再生が一時停止することがある問題を修正

チリ、ニュージーランド、およびトルコでAppleWatch Series 4以降の"心電図" Appを使用できます

チリ、ニュージーランド、およびトルコで不規則な心拍についての通知を使用できます

一部の機能は国や地域によっては利用できないことがあります。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://www.apple.com/jp/watchos/feature-availability/

Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222


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