トランプ大統領に対し三度目の「批判的なTwitterユーザーをブロックするのは違憲」との判決が下される

2018年、2019年にも同じ判決が言い渡されています

中田ボンベ(Bonbe Nakata)
中田ボンベ(Bonbe Nakata)
2020年03月24日, 午後 05:30 in twitter
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Jaap Arriens/NurPhoto via Getty Images2020年3月23日(現地時間)、アメリカの連邦控訴裁判所は、「トランプ大統領が批判的なTwitterユーザーをブロックするのは違憲」との判決を下しました。

トランプ大統領のブロック裁判騒動は、2017年にトランプ大統領をはじめとする政府高官が、政権に批判的なツイートをしたユーザーをブロックしたことがきっかけで起こりました。ブロックされたユーザー7人を代表して、コロンビア大学とナイト財団が設立した「ナイト憲法修正第1条研究所」がトランプ大統領に対して訴訟を起こしたのです。

その結果、2018年5月に連邦地方裁判所で第一回の審理が行われ、「大統領のTwitterアカウントは公開フォーラムと同等のため、批判的な意見を排除するのは、表現や言論の自由を保障するアメリカ合衆国憲法修正第1条に違反する」との判断が下りました。

これを不服としたトランプ大統領側は「個人アカウントで政治的意見を述べた場合でも、そこが公的な場としてあらゆる意見が尊重されるのはリスクがある」と反論して控訴。しかし、2019年7月に連邦控訴裁判所で行われた控訴審でも、担当した3人の裁判官は第一審を支持しました。

トランプ大統領は再審理の結果に納得できず再び控訴しましたが、今回行われた第2回控訴審でも過半数の裁判官が一審を支持する結果になりました。

今回の判決に対してトランプ大統領側は声明を発表していませんが、実際にトランプ大統領の個人アカウントが「大統領の公式アカウント」のようになっている現状を鑑みると、再び控訴したとしても同様の判決が下されるかもしれません。
 
 

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