universal
アップルはMacとiOSなど複数プラットフォーム向けアプリを一度にまとめて販売できる「ユニバーサル購入」を、正式に開始しました。同社は2月に本機能を予告しており、25日にリリースされた開発ツールXcode 11.4により実際の配布が可能となっています。ユニバーサル購入は、App Storeでの一度の購入で複数プラットフォームでの利用を可能とするものです。具体的にはiOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOSがサポートされ、アプリ本体およびアプリ内購入が対象となっています。

アプリ開発者はXcodeでそれぞれのプラットフォーム向けアプリに単一のバンドルIDを使用し、App Store Connectにて同一のアプリレコードに紐付ける必要があります。

こうした動きは、おそらくiOSやiPadOSアプリをMac向けに移植しやすくするCatalystと連動したものです。すでにCatalystによりTwitter公式アプリやレーシングゲームアプリ「Asphalt 9:Legends」のMac版が実現しています。

その一方でCatalystによる移植には、MacとiPadのデバイスやインターフェース上の違いから「いくつかの問題がある」との声もありました。が、少なくとも「iOSとmacOSで同じアプリに二重支払い」という抵抗感はユニバーサル購入により解消に向かうと思われます。

とはいえ、現時点ではMacとiOS間でユニバーサル購入がサポートされたアプリは存在していません。それを可能とするXcode 11.4が配信された直後なので当然ですが、今後のラインナップの充実を期待したいところです。