Xiaomiのドライバーセットが約1500円のくせに作りが良くて便利過ぎた

これさえあればほとんどのガジェットに対応できる

ShimoKen
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2020年03月28日, 午前 11:00 in xiaomi
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xiaomi日本進出後、KDDIの5G対応スマートフォンにも採用された中国の総合家電メーカーXiaomi(シャオミ:小米科技)ですが、日本国内で正規に販売されている製品は、ラインナップのほんの一部です。これまで自分が購入してみて便利だったXiaomi製品を幾度か紹介していますが、今回も是非日本でも取り扱って欲しい物をご紹介します。



さて、筆者は年間の多くを中国の深センで過ごしていますが、時間ができるとつい行ってしまうのがXiaomiのショップ。店内でいつものように面白そうな物を物色していた時に見つけたのがこの精密ドライバーセット「米家 wiha 精修螺丝刀套装」です。価格が99人民元(約1500円)ということもあり、出張中の工具セットとして使えるかな? と過度な期待をしないで購入しました。

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▲深センにはXiaomiのショップが何カ所かありますが、よく行くのは高新園(ハイテックパーク)のフラッグシップショップです。品揃えが良くて試せる展示品も多いのが特徴

最近のApple製品に似たスッキリとしたパッケージから出してみると、想定外の出来の良さに驚きました。24本の交換用ビットと、アルミニウム削り出しのグリップで構成されたセットが、専用のケースへスマートに収められています。パッケージにドイツの国際的なプロダクトデザイン賞であるred dot design award 2017に受賞していると書かれているので、なるほど納得です。

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▲ペンケース程度の大きさの箱を開けると、中からアルミ製のズッシリとしたケースがズルリと出てきます。製品に傷が付かないよう、内箱もあるしっかりしたパッケージ。iPhone XRと比較するとこのくらいの大きさです

肝心の中身ですが、セットのビットはメガネとかに使える一般的な精密ドライバのプラス、マイナスの他に、PCやスマートフォンでよく使われているトルクス。特殊なボードの固定用に見られる三角形やY形のものもあります。iPhoneを開けるのに必要なペンタローブ2番(0.8)や、携帯ゲーム機に使われている特殊形状もあります。これだけ揃っていれば、ほとんどのガジェットのメンテナンスでは困らないはずです。

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▲iPhone XRと比較するとこのくらいの大きさです

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▲専用トレイにビッシリと収納された24種類のビットとグリップ。それらを覆うアルミ押し出し材で作られたケースは安物感を一切感じません

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▲入っているビットは下記の通り

ビット種類
  • 【プラス】PH000, PH00, PH0, PH1
  • 【マイナス】SL1.5, SL2.0, SL3.0
  • 【星形(トルクス)】T2, T3, T4
  • 【トルクス穴付】T5H, T6H, T8H, T9H, T10H
  • 【五角形(ペンタローブ)】P2, P5
  • 【Y型】Y0.6, Y1.0
  • 【W型】W1.5
  • 【U型】U2.6
  • 【六角形(ヘックス)】H1.5, H2.0
  • 【三角形】2.3
  • 合計24本

老舗工具メーカーとのコラボ

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▲グリップは平面があるデザイン。卓上に置いた際に転がりにくいだけでなく、しっかり持てる様になっています

実はこの工具を監修しているのはドイツの工具専門メーカーのWiha(ヴィーハ)社。1939年創業の老舗メーカーです。製造こそ中国ですが、工具としての基本はしっかり押さえられています。この手のドライバーセットにありがちな、ネジに合わない適当な作りのビットやソケット部のガタは皆無。グリップも握りやすくて、手のひらに当たる部分は回転するため作業もスムーズに行えます。

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▲ビットには種別とWiha社の刻印があります。写真は六角軸のシャンクで差込角対辺4mmのタイプ。小型のドライバーセットでよく使われているサイズなので兼用できます

ビットの素材はS2鋼材(クロームモリブデン バナジウム)で硬度は60HRCと、精密工具として理想的な仕様です。精密ドライバーなので高トルクの作業は無理ですが、一般的な精密ドライバーの用途ならば、このセットで何ら問題ないでしょう。


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▲ビットの固定にはマグネットが使われていて、カチッと気持ちよく固定されます。ビットの先端を軽く押すと取り出せるような収納トレイの構造は秀逸です。アルミニウムのケースに収納すると、持ち歩いてもビットがバラバラにならないようになっています

ビットやグリップを収納するトレイはABS樹脂製。ケースにはビットの先端形状が印刷されているので迷うことはありません。収納トレイを納めるケースはアルミニウム製でトレイを押し込むと固定されるプッシュロック機構が組み込まれています。ケースのサイズは168 x 67 x 17(mm)/約255gと、ペンケースくらい。携帯するのにも邪魔にならないサイズです。

実際に使って良さを体感

一般に精密ドライバーがよく使われるシーンと言えばメガネですが、これはもちろん何ら問題ありません。他にノートPCの拡張作業や、ドローン整備など多岐に渡って使えるはずです。筆者はMacBook AirのSSD交換で使ってみましたが、結果、このドライバーセットだけで十分でした。規格に則ったビットなので、適切なサイズさえ選択すれば、ネジの頭を舐めてしまうこともなく、ガッチリと食い付いてくれるので作業がとても楽です。

一部ナットなどがある部分にはセットのビットでは対応できませんが、前記のとおり差込角対辺4mmのビットのソケットを併用すれば容易に拡張可能です。ホームセンターを探せば入手できると思います。まずは標準でも十分な内容ですから、常備しておいて損は無いおすすめのツールキットです。早く日本のXiaomiでも公式に扱ってもらえるのを期待しています。

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▲メガネのネジの増し締めや、ちょっとした小物の電池交換などのメンテナンスにも最適。iPhoneに対応したペンタローブ2番(0.8)や、ゲーム機に対応したY型や三角もあり、一部の人にはとても嬉しいセット内容です

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▲MacBook AirのSSD交換は2種類のビットだけで可能です。使ったのはペンタローブ5番(1.2)とSSDを固定しているトルクス5番の2種類でした。ついでのメンテナンスとしてディスプレイ周りを固定しているトルクス8番で増し締めも忘れずに

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▲iFixitで販売されているPro Tech Toolkitのビットも差込角対辺4mmなので、そのまま使えました


 
 

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