ArmベースMac、続々と登場?からiPhone 12 Pro Max(仮)は手ぶれ補正強化?まで。最新アップル噂まとめ

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年03月29日, 午後 01:05 in AppleRumor
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CHINA-CORONAVIRUS-ECONOMIA
AP Photo/Mark Schiefelbein

新iPad ProやMacBook Airの登場に賑わう一方で、今年秋発売と見られたiPhone 12(仮)シリーズの雲行きが怪しくなってきた3月末。生産拠点の中国では新型コロナウイルスの不安は払拭されつつあるものの、今なおパンデミックが続く世界各国での消費が懸念されるところです。

ArmベースMac、続々と登場?からiPhone 12 Pro Max(仮)は手ぶれ補正強化?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

アップル純正ワイヤレス充電マットAirPowerが復活?社内プロジェクト進行中の噂

AirPower
Apple

iPhoneとワイヤレス充電対応AirPodsケース、Apple Watchの3つを同時に充電できるとされながら、未発売に終わったアップル純正のワイヤレス充電マットAirPower。そのプロジェクトが社内で復活したとの噂話が持ち上がっています。

最近アップル未発表製品の情報をさかんに発信しているYouTuberのJon Prosser氏(ご本人いわく、極秘事項が漏れているためにアップル社内でリーク元が調査されているとのこと)AirPowerはまだ諦められておらず、放熱を効率的にすべく再設計が進められているとのこと。とはいえ発売が確定しているわけではないと付け足しています。

すでにアップル製品3つを同時充電できるサードパーティー製品はありますが、「アダプタを付けず、マットの上に置くだけ」はいまだに前例がありません。その困難な目的を達成するため、熱管理の問題やデバイス間通信(AirPodsやApple Watchの設置や充電状況をiPhoneの画面に表示するなど)に多数のバグがあると噂され、結局は「解決できなかった」という結末でした。

今度こそ、「iPhoneとAirPods充電ケースとApple Watchを無造作に並べて充電」という夢が叶うのか。有名アナリストMing-Chi Kuo氏が「小型のワイヤレス充電マット」が開発中と触れていただけに、希望は繋いでおきたいところです。

iPhone 12 Pro Max(仮)、センサーシフト式手ぶれ補正搭載の噂。2022年モデルはペリスコープ望遠採用か


camera
今週発表されたファーウェイのP40 Pro+でも圧倒的カメラ性能が強調されていたなか、今年から来年にかけてのフラッグシップiPhoneもカメラが大幅強化されるとの噂です。

有名アナリストMing-Chi Kuo氏が予想する1つ目は、2020年のハイエンド6.7インチモデル(いわゆるiPhone 12 Pro Max(仮))にセンサーシフト式の手ぶれ補正技術が採用されること。

現在の手ぶれ補正は大別すると光学式とセンサーシフト式の2つあり、前者は「レンズそのものを動かす」というアプローチです。すなわちカメラごとに物理的にレンズが動く仕組みを内蔵する必要があり、それ以外のカメラでは補正が働きません。iPhone 11 Proシリーズの広角および望遠モードで手ぶれ補正が利く一方で、超広角レンズにはないのはそのためです。

そして後者のセンサーシフト式は、センサーの位置そのものを動かすため、特定のレンズに依存せず、すべてのモードにおいて補正が適用できます。すなわち広角、望遠および超広角モードのどれもに効果が期待できるわけです。

Kuo氏のもう1つのカメラ予想は、2022年モデルのうち少なくとも1機種にペリスコープレンズが採用されるとの見通しです。レンズやミラーにより光軸を曲げることでレンズが横置きできるため(ペリスコープ=潜望鏡)薄型スマホでも高倍率な光学ズームを可能とする技術が、iPhoneにもやってくるというわけです。

この技術はファーウェイのP30 ProやサムスンのGalaxy S20 Ultraにも搭載済みで、さほど目新しい技術ではありません。それだけに、2年後の新型Phoneに採用される可能性も十分に高そうです。

5G対応iPhone、今年秋から「数か月」発売が遅れる可能性(日経報道)

iPhone12
iPhoneの主な生産拠点で大きな市場でもある中華圏ではApple Store全店舗が営業再開したものの、それ以外の地域では無期限に休業中となっています

そんななか、初の5G対応iPhoneの発売が「数か月」遅れる可能性があるとのNikkei Asian Review(以下、日経)報道です。中華圏にあるサプライチェーンは回復しているが、かんじんの消費者市場が冷え込んでしまっては売上が空振りに終わるとの懸念が1つの要因とされています。

それに加えて、アップル本社での業務も米カリフォルニア州政府が生活に必須ではない全企業に休業を命じたことにより、通常営業から程遠いことになっています。在宅勤務しているエンジニアの環境も万全ではないうえに、渡航制限によりアップル側からFoxconnなどの中国工場に「より具体的な試作機」を開発するための人員を送ることもままならず、今後の量産に何らかの影響があると見られているしだいです。

その一方で台湾の業界情報誌DigiTimesは、PCB(プリント基板)サプライヤーが当初の予定通り作業を続けており、アップルから遅延の可能性があると連絡を受けていないとも報じています

もっとも、これら2つの噂話は必ずしも矛盾するものではありません。日経もアップル社内での遅延の検討が「初期段階にある」としており、同社は決定が下されるまでサプライヤーに通知しないことが通例だからです。

が、日経報道ではPCBに関連する部品サプライヤーは「以前のように6月ではなく、8月末までにアップルの新製品の発売に合わせて大量に出荷を開始するよう」指示されているとも伝えられています。

こちらはDigiTimes記事と矛盾するようですが、一部PCBサプライヤーは連絡を受け取り、一部はなし......といった事態だとすれば、アップル社内でも日々推移する新型コロナの事態に混迷を深めているのかもしれません。

ArmベースMac、続々と登場?まず低価格MacBookに採用とのアナリスト予測

macbook
アップルがMacのプロセッサをIntel製から独自開発のArmベースに置き換えるとの噂は以前からありましたが、具体的なメリットとは何なのか。それは「CPUコストが40~60%も下がり、MacBook Airなど低価格ノートPCを維持しやすくなる」という分かりやすい予測が示されました。

おなじみ有名アナリストMing-Chi Kuo氏は研究ノートで、2021年以降にアップルが「積極的なプロセッサ交換戦略」を採用し、デスクトップを含めて多くのMacをArmベースに移行するかまえだと予想。まずローエンドのMacBookシリーズに採用し、しだいにラインアップを広げると述べています。

アップルはiPhoneやiPadのAシリーズチップやAirPodsのH1チップ、Apple WatchのS5チップなど独自開発プロセッサを採用する方向にあります。そしてMacもモトローラ製チップからPowerPCプロセッサ、そしてIntel製に切り替えられてきた経緯があり、次はArmベース採用は自然な展開と言えます。

Kuo氏は以前、Macに独自設計チップを採用する理由の1つとして「Macの設計と製造を全般的にコントロールでき、出荷スケジュールを調整できる」ことを挙げていました。それは売り手側の都合としても、ArmベースCPUはパフォーマンスやバッテリー持続時間の向上も期待でき、特にMacBookユーザーに大きなメリットがもたらされる可能性もあります。

もしもKuo氏の予測が当たっているとすれば、アップルという巨大な顧客を失うIntelには気の毒な事態ですが、ユーザーにとっては将来的に「低価格かつ高パフォーマンスでバッテリー持ちのいいMacBook」が実現する朗報となりそうです。

Apple Watch Series 6(仮)にTouch ID搭載?watchOS 7(仮)ではSeries 2対象外との噂

watch
Apple Watchを手首に付けるたびにPINコードを入力する(ないしリンクしたiPhoneをロック解除する)手間が省けそうな噂話です。

アップルがTouch IDをウオッチ搭載する上で試みているとされるアプローチは2つあり、1つは指紋センサーをデジタルクラウンに統合すること。もう1つはディスプレイ埋め込み型指紋センサーの採用です。

前者の難点は、クラウンに設けられたECG(心電図)用の電極とTouch IDをどのようにして追加するのか。そして後者のディスプレイ埋込み型指紋センサーは他社のスマートフォンに採用実績はありますが、iPhoneにはいまだなく、Apple Watchが先がけて採用するのか?という点が未知数です。

ちなみにアップルは、ディスプレイ埋め込み型Touch IDと思しき特許を複数取得ないし申請しています

そして次期システムソフトウェアwatchOS 7(仮)で血中酸素飽和度や睡眠追跡機能が追加されるとの噂話は、iOS 14コード内で見つかった手がかりに続くものです。

いずれも技術的にはさほど困難ではないはずですが(血中酸素飽和度センサーについては初代Apple Watchからハードウェア的に搭載)、「より強力なバッテリーを必要とする」として、次期Apple Watch Series 6(仮)のみ限定の可能性が示唆されています。

筐体サイズの制約のためにバッテリー容量の大幅増加が見込めないこともあり、Series 6では電力効率が高いMicroLEDがいよいよ採用されるのかもしれません。

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