Xperia 1 II実機レビュー、5G対応以外の細かな改良にも注目

5Gの恩恵を感じるのは当分先になりそう

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年03月30日, 午後 01:00 in xperia
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XPeria 1 II
auから5月以降に発売となるXperia 1 IIを短期間ではありますが、お借りすることができました。現行機種となるXperia 1との比較はすでに掲載済みですが、あらためて外観の確認と、あまり目立たない細かな変更点もチェックしてみました。


まず外観ですが、サイズは166 x 72.7.9mmで、Xperia 1よりも若干ですが小さく薄くなっています。ディスプレイは21:9の6.5インチ。数字だけ見ると大きいですが、縦長なので持ちにくさはありません。というか、むしろ持ちやすい。そろそろ対角でディスプレイの大きさを表すのも終わりかもしれませんね。

Xperia 1 II

手元に私物のGalaxy Note10+とGalaxy S20 G5があったので、サイズ比較。縦方向はNote10+よりも大きいのですが、横幅が狭いので持ちにくさは感じません。

Xperia 1 II
▲右はGalaxy Note10+(6.8インチ 162.3 x 77.2 x 7.9mm)

Galaxy S20 5Gと比べると若干横に大きいですが、縦に長く画面を広く使えます。

Xperia 1 II
▲右がGalaxy S20 5G(6.2インチ 152 x 69 x 7.9mm)

なお、ナビゲーションは従来の3つボタンと、Android 10のジェスチャーナビゲーションを選択可能。Xperia 1など、あとからAndroid 10にアップデートした端末ではAndroid 9スタイルの2ボタンナビゲーションも利用できましたが、最初からAndroid 10のXperia 1 IIでは2ボタンナビゲーションは利用できません。

戻る操作もスワイプで行えるジェスチャーナビゲーションにしたほうが、縦に長いXperia 1 IIでは操作しやすい印象でした。

Xperia 1 II
▲フルジェスチャー(左)と3つボタンナビゲーション(中)。2ボタンナビは選択出来ません(右)

あと非常に地味というか、目立たない機能ではありますが、「21:9マルチウィンドウ」が少し進化しています。従来、アプリの切り替えはサイドセンスのメニューを呼び出したり、ホームに戻ったり、タスクメニューから上下別々にアプリを選択する必要がありました。しかし、Xperia 1 IIでは、上下の境界線をタップして表示されるボタンから、上下のアプリを左右スライドで選択出来るようになっています。

Xperia 1 II
▲マルチウィンドウ表示時に、境界線をタップすると出てくるボタン(中)から、上下のマルチウィンドウ表示を横スライドで変更可能。もちろん、従来通りに片側ずつ変えることもできます

目立たない変更点としては、ゲームエンハンサーにも改良が加えられています。横向きにして両手で抱えるスタイルが多いスマートフォンのゲームですが、狭額縁化が進むにつれ、指の付け根がディスプレイに触れてしまい誤動作の原因になることも。

これに対応するため、新しいゲームエンハンサーでは、タッチ無効エリアのカスタマイズが可能になっています。手が大きく、とくに親指の付け根が触れてしまいがちな人には便利な機能でしょう。

Xperia 1II
▲親指が画面に触れてしまうという人には便利な機能です


Xperia 1 IIの特徴として、あちこちで散々語られ尽くした感もある背面カメラは、16mm(1/2.6")+24mm(1/1.7")+70mm(1/3.4")のトリプル仕様で画素数はすべて12MP。Xperia 1 IIではこれに加えて、被写体との測位を行える3D iToF(indirect Time-of-Flight)センサーも搭載します。

Xperia 1 II

Xperia 1 IIの新機能として取り上げられる、αシリーズで培った毎秒20コマの高速連写ですが、これは5月以降に配信されるアップデートで利用可能になるとのことで、サンプル機では試すことができませんでした。動物への瞳フォーカスも同様です。

Xperia 1 II
▲Photo Proはまだ利用できませんでした

新搭載のPhoto Proも現状では使えず、カメラ機能に関してはあまり参考になりませんが、せっかくなので何枚か撮影したものを載せておきます。

Xperia 1 II

Xperia 1 II

Xperia 1 II

Xperia 1 II

バッテリー容量は、Xperia 1から800mAh増えて4000mAhに。ただし、仕様だけを見てみると、連続通話時間や待ち受け時間は、Xperia 1よりもむしろ減っています(au版Xperia 1が連続通話時間1930分、連続待ち受け時間約470時間に対してau版Xperia 1 IIはそれぞれ約1610分と約420時間)。

これはCPUの強化のためのか、5G対応によるものなのかは定かではありませんが、やや残念なポイントです。ただ、利用期間が短かったこともあり、バッテリー持ちが悪いという印象は受けませんでした。Xperia 1でも電池持ちに関しては大きな不満はないようなので、5G対応でも前モデルとほぼ同等な電池持ちと考えれば、悪くないのかもしれません。


なお、Xperia 1 IIは、ワイヤレス充電に対応しています。むしろXperia 1で対応していなかったのが不思議ではあるのですが、マルチウィンドウの地味な改良なども含め、ユーザーの不満点を少しずつでも解消していくところが、Xperiaの人気の秘密なのかもしれません。

Xperia 1 II
▲ワイヤレス充電台に載せると、画面中央に「qi」のマークが出ます(すぐ消えてしまいますが)
 
 

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