AI搭載スマート電動歯ブラシ「Oclean X」レビュー、歯磨きの習慣を変えて健康に

80歳まで20本残っていれば健康的な食生活が送れると言いますが

Marika Watanabe
Marika Watanabe
2020年04月3日, 午後 06:59 in healthcare
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歯科医に行くのが好き、という人はそうそういないのではないでしょうか。あの「チュイーンンンンンン......」という音が聞こえてくるor想像するだけで、「イテテテテ」となってしまうというものです。もちろん、歯科医に罪はなく、痛くなるまで放置している側が悪いのですが。

ご多分に漏れず、わたしもなかなか診てもらう気になれず、いざ予約を取り受診したところ、「抜きましょう」「入れ歯を作りましょう」「しばらく様子を見ましょう」ということで、なんだかんだで3年以上通っています。もっと早い段階で受診してもらえば良かった......。

「様子見」ということで、2~3カ月に1度、診てもらい続けているのですが、その都度指摘されるのは「下前歯裏に歯石がついている」ということ。他人の口腔内事情に興味のある人は少ないと思いますが、どうやらわたしは唾液分泌量が多いことから、唾液の出口の近い下前歯裏に歯石が着きやすいようです。もちろん、歯垢の磨き残しがなければそんなことにもならないのですが。

大人の歯を抜いてからというもの、毎日5分ほどかけて歯を磨いても、定位置に歯石ができてしまい、「誰か、磨きかたを毎日チェックしてちょうだい~」と思っていたところ、クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGで「Oclean X」プロジェクトが始まりました。

GREEN FUNDINGでこのプロジェクトを支援する

Oclean Xを展開しているOcleanは、2016年5⽉に深センで生まれた電動歯ブラシブランドで、Xiaomiのサポートを受けて事業を展開。これまでにOclean One、Oclean SEなどを開発しています。

今回、GREEN FUNDINGで展開しているOclean Xは、電動歯ブラシ界で「世界初」となるタッチスクリーンディスプレイを搭載した歯ブラシです。歯ブラシにディスプレイというのは不思議な組み合わせのように感じるかもしれません。わたしも「なぜ、歯ブラシにタッチスクリーンディスプレイを載せたのだろうか」と感じていました。

その答えの1つは、Oclean Xが、Xiaomiのサポートを受けているからというもの。Xiaomiにはグローバルで「Mi Band」として展開しているスマートバンドがあります。それに使っているディスプレイを歯ブラシにも搭載しよう、というわけです。

実際、電動歯ブラシにタッチスクリーンディスプレイがあると、便利な場面が数多くあります。

1. 時間がわかる
洗面所に時計を置いているまたはいつも腕時計やスマートバンド、スマートウォッチをつけているなら関係ありませんが、出かけるまで腕時計などを身に着けない、という場合には、歯ブラシに時刻が表示されるのは本少しではありますが便利だと感じるかもしれません。歯ブラシに「おはよう」とあいさつされるのも、寂しさが紛れます。

2. ブラッシングの強さを変更できる
Ocleanシリーズは、専用スマホアプリでブラッシングプログラムを設定できますが、毎日体調が変わるように、心地よいと感じる歯磨きの強さも日々変わるもの。「ちょっと刺激が強いな」と感じたら、歯ブラシだけで強さを変えられるのは意外と便利に感じられます。

3. モードを選択できる
強さだけなら、ボタンだけで(強さの割り当てられた複数ボタン、または押す回数により変更するなどして)変えられますし、感覚的に「今、強い」「あ、弱くなった」と判断しやすいですが、Oclean X独自にプログラムされた歯磨きモードとなると少し話が変わってきます。判断できないため、何を選んでいるのかわかりません。でも、ディスプレイがあれば目で見てすぐにどのモードを実行中かわかりますし、タッチスクリーンなので途中で(しかもその場で)選択することも可能です。

4. きちんと磨けたかがすぐわかる
歯磨きが終わると、歯磨き点数や磨き残し率をディスプレイに表示。専用アプリを接続すれば、詳細を確認できますが、磨き終わったその場で確認できたほうが、「今の磨きかたは......」と反復しやすくなります。しばらく経ってから確認しても、どのように磨いたか忘れてしまいますから。

随所に見られる毎日使いたいと思わせる工夫

Oclean Xは、充電式。使い始める前に専用ドックで充電しておきます。この専用ドックが秀逸で、マグネット式のホルダーとしての役割も果たしてくれるのです。

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ホルダーとして使うには、専用ドックのベース裏にある剥離紙を剥がし、洗面所の鏡などに貼り付けておくだけ。カチッという小気味良い音で着脱したことを判断できます。目に付く場所に歯ブラシがあれば、忘れることはなさそうです。

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▲実際に使用するとこんな感じです。

なお、Oclean Xは、使い方にもよりますが、一度フル充電してしまえば20日から30日は充電の必要がありません。少し長めの旅行に出かける際に専用ドックを持って行かなくても済みますし、充電の手間がほとんどかからないため、「毎日使おう」という気にさせてくれます。

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▲数日使っているが、バッテリー残量は99%。まだまだ戦える

実際にブラッシングしてみると、「水タンクに水入れたっけ?」と思うほど、ヘッド部分から水が飛び散ります。もちろん水タンクは搭載していません。振動により、使う前にヘッド部分にかけた水が飛び散っているだけです。

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▲ヘッド部分に含んだ水が、振動により勢いよく"噴出"する。GIFはGREEN FUNDINGサイトより

この振動は、サイトによれば毎分4万回。約667Hzは音階でいえばだいたい「ミ」にあたるので「音波歯ブラシ」といっても過言ではありません。

Ocleanシリーズは、専用スマホアプリで歯ブラシを管理できますが、まずは自分のプロファイルを設定していきます。年齢性別などのほか、生活習慣も大切な要素です。わたしはコーヒーを一日に数回飲むため、歯科医によっては「タバコ、吸うんですか?」と間違えられるほど歯の裏が黒くなりがち。それほど習慣は歯に影響を与えているということなんですね。

というわけで、「お好み」からは「コーヒーを飲む」、「歯の美白レベル」は白いほうから数えて3番目を選びました。そこでアプリから勧められたのは「中強度の洗浄・ホワイトニング」プログラム。これに従って毎日欠かさず磨けば磨き残しなく、徐々に白い歯に近づけるかもしれません。

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歯磨き指導を毎日してもらえる感覚でお得

子どもの頃、「歯磨きはしっかり3分間」と指導された人も多いかと思いますが、電動歯ブラシの類では、手よりも素早く振動させられるため、もっと短時間で終わらせることができます。Oclean Xのプログラムの多くが2分ほどで終わるのはそのためです。

歯を磨き始めると、30秒ごとに「プツッ」と振動が一旦停止して、次のエリアを磨くように促されます。それにしたがって次のエリアへとヘッドを移動させます。

こうして2分間の歯磨きプログラムが終わると、6軸ジャイロセンサーや内蔵スマートセンサーが取得した情報から歯磨きスコアや各箇所の歯磨き率がタッチスクリーンディスプレイに表示されます。

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▲......均等に磨いたはずなのに、磨き方が不十分な部分がある......。

実を言うと、「エリア」の解釈を確認せずに磨いたことが敗因でした。4つのエリアが「右頬側(みぎきょうそく。右側の歯の外側)」「右舌側(みぎぜっそく。右側の歯の内側)」「左頬側」「左舌側」であり、上下ではわけていないことがアプリ内「操作説明」の中で説明されていました。

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▲説明を読み、正しく理解してからは、スコアは同じものの赤文字はなくなり、まんべんなく磨けるようになりました。

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▲アプリ内で詳細を確認。こちらでもまずまずの評価が得られている

歯が本当に白くなっていくかは、使い続けてみないとわかりませんが、歯磨き粉なしでもツルツルとした歯を得られているので、しっかりブラッシングできているのだと思います。毎回の歯磨き後、歯ブラシにあるディスプレイを眺めてスコアを確認できるため、かかりつけの歯科医にいつもそばにいてもらっているような気分にすら浸れます。

なお、Oclean X単体ではクリーン、ホワイト、マッサージの3モードからしか選べませんが、アプリを使えば13種類または「もっと多くプログラム」内にある19種類から選ぶことができます。

言語は、日本語や英語、中国語などのほか、韓国語、フランス語、ヘブライ語などもカバー。14言語に対応(中国語の繁体字、簡体字を含む)。Oclean Xに表示する時刻は、ペアリングするスマホから取得するため、どの国や地域に行っても使えそうです。

わたしはもう8020(80歳になっても20本の歯を残す)を目指せそうにありませんが、まだ永久歯が全部残っている、という人、またできれば歯科医に行きたくないと思っている人は出資してみてはいかがでしょうか。歯科衛生士による歯磨き指導の保険点数は意外とバカになりませんし、一生の付き合う歯のことを考えれば、決して高い買い物ではないと思うのです。

プロジェクトの支援は4月13日まで。今なら1セット21%オフ(9606円)から10%オフ(1万944円)で支援できます。

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