この新型CLIEが発売されたのが、2001年の今日です。PEG-N700Cはディスプレイを従来の160×160ドットから、320×320ドットへと高精細化。しかも、フロントライト搭載の反射型となっていたため、明るい屋外でも暗い屋内でも、どちらでも見やすくなっていました。
エンターテインメント機能としては、マジックゲートメモリースティックに対応したスロットを装備し、音楽再生、画像表示、動画再生などが楽しめるというのが大きな変化です。Palmといえばシンプルなビジネスツールという印象が強かっただけに、この機能拡張はかなり思い切ったものが感じられました。
この後、シンプルなPalmデバイスは次々と姿を消し、日本で最後まで残っていたのがCLIEくらいだったことを考えれば、エンターテインメント方向へ舵をとったのは正解だったのではないでしょうか。
4月7日のおもなできごと
2001年、ソニーが新型CLIEとなる「PEG-N700C」を発売2012年、ソフトバンクが「みまもりケータイ2 101Z」を発売
2016年、プラネックスが「どこでも日本ホットラインサービス」を発売
2017年、VAIOが「VAIO Phone A」を発売
2018年、アップルが直営ストア「アップル新宿」をオープン