Foxconnもオープン間近の「いわく付き」工場で人工呼吸器を生産へ。Medtronicと協力

2017年以来計画が迷走した工場の最初の製品が人工呼吸器

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年04月9日, 午前 01:00 in Medicine
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Foxconn
Foxconnが、医療機器メーカーMedtronicと協力して人工呼吸器を製造することを発表しました。作るのはFDAが承認済みのMedtronic製品で、これを米ウィスコンシン州に建設中のFoxconnの工場で製造します。この工場は2017年に計画が立ち上がって以来、物議をかもしている工場でもあります。当初は液晶工場になる予定でしたが、用地取得のために多くの家が立ち退きを求められました。
さらに工場計画そのものも、たとえば液晶工場の規模を縮小すると言いだしたかと思えば、液晶ではなく駅コンコースなどに設置するカフェロボットを製造する、はたまたもう工場作るのやめたetc...と二転三転、トランプ大統領をして「世界7不思議の8番目」と言わしめる迷走ぶりを示していました。

それでも政府から45億ドル(約4900億円)を超える助成金を受け取った工場は、5月の操業開始を前に、少なくとも最初の製品の一部として人工呼吸器を作ることになったということです。
この人工呼吸器PB-560はMedtronicが新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオープンソース化したもので、最近ではテスラがやはりMedtronic製品を製造するとを発表しています(PB-980。テスラはModel 3のパーツを使った独自の人工呼吸器も開発中)。

またフォードやGMも人工呼吸器の生産に取り組んでおり、英国ではダイソンが10日という短期間で独自の人工呼吸器システムを開発するなど、テクノロジー、自動車業界からの人工呼吸器供給に向けた支援が拡大しつつあります。

なお、米国では大企業ばかりでなく、たとえばレースの開催中止延期があいつぐレーシングチームや、楽器メーカーなどもそれぞれが持ち合わせるスキルを活用して、マスクやフェイスシールド、患者運搬用のボックスなどを生産し、医療の現場に支援を届けています。

 
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